不羈独立 -9ページ目

不羈独立

te amo in aeternum i non dimittet vos

外から見るとわからない

 

内側は

 

群青でもエメラルドグリーンでもなく

どこまでも透明な世界

 

 

遠く、近く

 

こぽこぽという、気泡の音

 

流れは、自由に、不規則に

 

上も下もない透明な世界を

ふわふわと漂う

 

どこか懐かしく

どこか切なく

 

そして

 

どこか恐ろしく

 

 

やがて

 

身体を満たす透明は

鼻の奥、脳の中心を「つん」と刺激して

 

遠い遠い、太古の記憶を呼び覚ます

 

 

ゆらゆら、ふわふわ

雑音のような、無音のような

 

絶え間ない鼓動と

遠い光と、遠い闇

 

しょっぱい透明の中

意識は拡散し、くるりとめぐる

 

 

すべての命の生まれる場所

すべての命の還る場所

 

 

群青でもエメラルドグリーンでもない

しょっぱい透明の先

 

ひとつが終わり

 

 

・・・