不羈独立 -71ページ目

不羈独立

te amo in aeternum i non dimittet vos

うん

 

今思い出しても

あれは不思議だった

 

夕方なのに

空にはまだ、青が残ってて

 

薄~い光の筋が見えたかと思ったら

その後ろから、「ぱ、ぱ、ぱん、ぱん」と

5~6個の光の玉が飛び出したんだ

 

赤、青、緑、紫、黄色

いろんな色に変化しながら

数秒間漂った後、夕空に溶け込むように消えてった

 

とてもとても綺麗で

とてもとても幻想的で

我を忘れて魅入ってしまったよ

 

「それ」が何だったのか

あれから何度も何度も考えてみた

 

隕石、飛行機、人工衛星、UFO、etc・・

 

すべてに可能性があると思うけど

結局どれもしっくりこない

 

ぱ、ぱ、ぱん、ぱん

 

あの時、音は聞こえていたんだろうか

 

それよりも

どうして僕は、あの時、あの場所にいたんだろうか

 

正体も理由も、知らないほうがいい事だって

きっとあるよね

 

やがて終わる冬

 

透明で青い夕空

 

遠くに見える高層マンション

 

2,3度、小さく頭を振って

現実に戻る

 

そうだよね

 

境界なんて、あってないようなもの

 

誰も知らないし

僕も知らないだけ

 

思い出したら

 

いったんすべてをしまいこみ

 

そっと目を閉じよう