仮面舞踏会
作品紹介
- 作曲年 1858年
- 初演年 1859年
- 原作 ウジューヌ・スクリーブ
- 台本 アントニオ・ソンマ
- 構成 3幕
- 上映時間 約2時間
登場人物
- リッカルド【T】ボストン総督
- レナート【Br】リッカルドの親友、秘書
- アメーリア【S】レナートの妻
- ウルリカ【Ms】女占い師
- オスカル【S】総督の小姓
- サムエル【B】反総督派の貴族
- トム【B】反総督派の貴族
ストーリー
人々に尊敬される総督であるリッカルドは、彼の反対派の貴族から命を狙われていた。レナート、リッカルドの親友で秘書、は危険を知らせるが、実は総督は密かにレナートの妻アメーリアを愛していた。しばらくして判事が登場し、邪悪な予言で人々を惑わす女占い師ウルリカの追放を求める。小姓オスカルがウルリカをかばうので、総督は猟師に変装し調査に赴くことにする。
炎の前のウルリカを物陰から様子を伺う総督。そこへお忍びでアメーリアが現れ、秘密の恋の苦しみを告げる。ウルリカは真夜中に墓場の処刑場へ行き、薬草を摘むようにと指示をする。アメーリアが去ると総督の側近が到着。ウルリカは総督と知らずに占い「今日、最初に握手する人物に殺されるだろう」と予言する。遅れて合流したレナートは事情を知らずに総督の手を握る。
第2幕
真夜中、処刑場に薬草を摘みに来たアメーリア。彼女の前に突然総督が現れ、愛を告げる。そこへレナートが暗殺者たちの尾行を知らせに来る。顔を隠したアメーリアをレナートに託し、リッカルドが急いで逃げ去ったところへ、暗殺者を従えたサムエル一味が到着する。夫の危機に、やむなく正体を明かすアメーリア。一同驚きの中、レナートは総督への嫉妬と怒りに燃えて、敵のサムエルとトムに翌朝自宅への来訪を請う。
第3幕
墓場からアメーリアを自宅へ連れ帰ったレナートは、死を持って罪を償うように妻に迫る。覚悟を決めたアメーリアは、最後にせめて息子に会わせて欲しいと願う。レナートは総督こそ裏切りを償わねばならないと復讐の意を固める。やがてサムエルとトムが来訪し、レナートは二人に仮面舞踏会での総督暗殺決行を約束する。
一方、リッカルドはレナート夫妻を本国へ赴任させる決心を固める。一転、華やかな仮面舞踏会場に移り、オスカルからこっそり総督の変装を聞きだすレナート。夫の陰謀に気づいたアメーリアの忠告にも関わらず、総督は親友の剣に倒れ、アメーリアの潔白と、部下への寛大なる許しを告げ息絶える。
提供元