何年も手が付けられないまま、きれいにていねいに保存されてたみたいに、傷ひとつない、曇りない、美しすぎるくらいの貴方の裸。目も、首も、肩も、腰も、背骨も、膝も、くるぶしも、可愛いおでこも。

触れるのが怖いくらいきれい、でも触れたくて仕方ない。

一緒にいるだけで満足できそうなくらい幸せ、だけどもっと近づきたい、くっついたままでいたい、溶けてチョコレートみたいにひとつになりたい。

まっすぐまっすぐ目を離さないで、そんなに優しく微笑まれたら、指一本触れられなくても私は融けてしまいそうよ


ゆっくりでいいの、なにもかも、もう急ぐひつようがないの。


貴方のきれいすぎる手のひらが、私のからだを架空のものにする。まがまがしさが消えてく。空想物語みたいにきれいに書き換えられてく。

…ふー、
…ん、
…ふぅ…

貴方の美しすぎる指が、私のなかをべつものにする。知っているはずの感触が、何も知らないあの頃にリセットされる。なにもできなくなる、貴方の前では全てが無効化する。

ダメ、、
だめ、やめていっちゃう、だめ…


すこし意地悪な表情で笑って、やめないで、今度はわざとらしく困った顔をする、あ、その顔が私はすごく好き。

下半身が不自由になって、唯一うごく左手で貴方の頬に触れてみる。
またとんでもなく優しい顔で、じっと見てる。やばい、もう、好きすぎる。




iPhoneからの投稿