昨夜、ボクシングの試合をテレビで観た。


内藤VS亀田。どっちに勝って欲しいか、まあ人それぞれでしょう。

結果は亀田選手でしたね。


話は大げさですが、就職試験というのも、試合みたいなものです。

求人数に対して応募者数。

応募者数が少なければ、頭数としては全員採用となる・・か?

ならないですね。

短期の忙しい時期のアルバイトならまだしも、正社員採用となると、筆記試験だけでなく、人物に焦点を当てることが採用する側としては欠くことのできない基準となる。つまり面接(口頭試験)や適性判断ですね。


ボクシングやスポーツは勝ち負けで決まる。採用もその勝ち(内定)負け(不採用)の結果が明確に応募者にわかるけれど、スポーツのようになぜ勝ったのか、なぜ負けたのか、よくわからない。


筆記試験を通過したら、基礎的な能力は承認された、もしくは承認してもいいかな、の範囲内だということだ。

残るは面接。

わたしは、学生さんに機会あるごとに言っている。

自分の考え方をしっかり持ちなさい、と。

その考え方をアピールして不合格ならば、その企業ではあなたのような考え方の人は特に必要としていないのだから、と。あるいは、その企業では、あなたのような考え方が革新的だったり、すばらしいと思えても、それを採用して育成するだけのスキルを持った社員の居ない企業なんだ、と。


誰かが、就職活動はお見合いです、と言っておりました。

それも当たっていますね。

自分で好きになっても、相手が好きになってくれないとね・・。


だから自分を磨くのです。

社会人になってから磨こうと思っているかもしれませんが、学生は学生なりの磨き方をぜひおこなってみてください。


亀田選手が勝ったから採用になるのか、内藤選手は負けたけど、採用になるのか、

亀田選手は勝ったけど不採用なのか、内藤選手は負けたけど採用になるのか、

あなたはどっち?

某大手人事部長と一献を傾けた。

昔の私の同僚です。


「最近は事務職ってあるかい?」

「もう無いですよ。」

「それでは書類や資料の作成はどうしてるの?」

「みんな、それぞれ自分でやりますよ」


よくよく聞いてみると、

いわゆる事務系の職種、つまりアシスタントは派遣社員が多かったようだ。

ひところのように、新卒の短大や四年生大卒の採用はずいぶん前から採っていないとのこと。


しかし、依然として、面接で「どんなことやりたいの」と質問すると

「事務職として・・・云々」

という学生が多いらしい。


確かに、私の勤務するちっぽけな会社でも事務系採用はここ数年実績が無い。


学生諸君、会社選びも大事だが、自分は何ができるのか、しっかりとアピールしないといけませんね。


ところで、派遣社員だが、ほとんど契約満了で終了しているらしい。


一緒にお酒の席にいた、私とその某大手人事部長の元上司。

「これからはね、手に職、だよ」


う~ん、そうかもしれない。

つまり専門的な仕事ってことかな、分かりやすく言えば。

技術者に限るということではない。

いわゆる事務系であっても、身につけた、専門的知識をその会社でどのように活かすか、ということだね。

単純に事務系、と言っては、面接を通過しないんだ。


今度、学生と会うときに、その辺のことを詳しく教えてあげねば、と思っている。

ときどき、会って欲しいという学生さんがいまだにいるんです。

一人でも多くの学生さんがやるだけやった、といえる就職活動になるようにね。


頑張って!学生のみなさん。

本当に学生さんには厳しい就職戦線ですね。


欧米と異なり、日本には新卒採用という仕組みがあるね。

考えてみると不思議な仕組みなんですよぉ。

仕事の「し」の字も知らない学生に対して、春からウチで働いてください、って契約するわけですからね。

でも、この仕組みが戦後の日本の高度成長の一因でもあるんだね。

会社で育てて一人前にする。会社の先輩や上司は新人を一人前に育成する義務がある。

そして愛社精神の醸成。


しかし、ここウン十年で様変わりしてるよね。ウン、学生の方がね。

悪くなったとか良くなったとかのことではないんです。

時代とともに日本人のタイプが変わったんですからね。

なのに変わらない新卒採用。

どこか変です。


私だけ?そう思うのは・・。

だから、就職活動している学生さん、仕事するのは何のため、とか

大げさだけど、哲学を持たないと、面接で見抜かれるんですよ。

そんな学生さんが多くなりました。

良い悪いを言ってるのではなく、だから、この時代を生きていくにはどうするか、っていうことを考えましょう。

仕事の合間、というと失礼ですね。


その「合間」に営業の方の訪問をお受けすることがある。

ほんとうは「合間」ではなく、仕事そのものなんだが・・。


最近、いや、以前から、

来社する方は営業活動が目的なのに、お会いする時間の2~3割がそれ、

残りは雑談、というケースが増えてきた。


その原因はわたしにあった。

わたしが、雑談してしまうから。(・・。)ゞ


ある営業マン・・

いやぁ、先日は面白い話をありがとうございました。早速、息子に話して聞かせました。

おまえ、人間ってどこから来たのか知ってるか、って。

父親の威厳というか、お父さん、すごいね、いろいろ知ってるんだね、って。

気持ちよかったです。

今日も何か面白い話ありませんか?


やはりわたしが原因なんだな。

だから、やはり、「合間」なんですね。


さあ、今日も仕事頑張ろうかな。(^O^)/

はじめまして


ブログ初心者です。よろしくお願いします。


就職活動にがんばっていらっしゃる学生さん、ほんとに頑張ってくださいね。

でも、頑張っても頑張っても、なかなかご縁のできない方っているんですよね。

どうしてだろう。

企業研究もちゃんとやったし、面接の練習もやったし、履歴書の書き方も習ったし・・


でもね、企業の人事担当者って、そんな一時的に身につけたテクニックは見抜くんですよね。とくに大手のベテラン人事担当者は。


では、何が大切なのか・・

心の持ち方と態度にあらわれる人間的魅力なんですよね。

もちろん筆記試験や適性検査でふるいにかけられますけど、そのまえに、学生さんの魅力なんですよね。


数年前から、学生さんを対象に、ある一部上場会社の人事部長経験者が就職教室みたいな指導をやっています。・・・実はわたしですが(・・。)ゞ


わたしがそういうことをやり始めたきっかけは、なかなか内定をいただけない学生さんに、なぜなのか教えてあげたいという思いから、口コミで始まった教室なんですが、一人ひとりの態度や応答の仕方なんかをアドバイスしています。

ただ、お仕事を持っていますから、不定期の開催で、それも休日ですが、就職できるかどうかは別にして、就職するというのは、自分にとってどういうことなのか、って投げかけたりして、仕事する意識づくりから、働くことの目的を感じとって帰られる方が多いようです。

今年も何回かおこないましたが、どちらかというと、就職戦線を勝ち抜くというより、魅力的な学生になる勉強会みたいなものですね。


でも、魅力的になれば、それだけ就職活動にも役立つと思いますけどね。


仕事の合間に学生さんと会っているのは、それはそれで楽しいものでもあり、若い方が少しでも成長してくれたら、と思い、ほそぼそやっています。


こんなことブログに書いていいんでしょうかねぇ。

ブログはブログでわたしの勉強のために始めてみました。

よろしくお願いいたします。