昨夜、ボクシングの試合をテレビで観た。
内藤VS亀田。どっちに勝って欲しいか、まあ人それぞれでしょう。
結果は亀田選手でしたね。
話は大げさですが、就職試験というのも、試合みたいなものです。
求人数に対して応募者数。
応募者数が少なければ、頭数としては全員採用となる・・か?
ならないですね。
短期の忙しい時期のアルバイトならまだしも、正社員採用となると、筆記試験だけでなく、人物に焦点を当てることが採用する側としては欠くことのできない基準となる。つまり面接(口頭試験)や適性判断ですね。
ボクシングやスポーツは勝ち負けで決まる。採用もその勝ち(内定)負け(不採用)の結果が明確に応募者にわかるけれど、スポーツのようになぜ勝ったのか、なぜ負けたのか、よくわからない。
筆記試験を通過したら、基礎的な能力は承認された、もしくは承認してもいいかな、の範囲内だということだ。
残るは面接。
わたしは、学生さんに機会あるごとに言っている。
自分の考え方をしっかり持ちなさい、と。
その考え方をアピールして不合格ならば、その企業ではあなたのような考え方の人は特に必要としていないのだから、と。あるいは、その企業では、あなたのような考え方が革新的だったり、すばらしいと思えても、それを採用して育成するだけのスキルを持った社員の居ない企業なんだ、と。
誰かが、就職活動はお見合いです、と言っておりました。
それも当たっていますね。
自分で好きになっても、相手が好きになってくれないとね・・。
だから自分を磨くのです。
社会人になってから磨こうと思っているかもしれませんが、学生は学生なりの磨き方をぜひおこなってみてください。
亀田選手が勝ったから採用になるのか、内藤選手は負けたけど、採用になるのか、
亀田選手は勝ったけど不採用なのか、内藤選手は負けたけど採用になるのか、
あなたはどっち?