
南牧村のホームページに西上州の登山コースが紹介されている。
まずは立岩を歩いた。

西上州のマッターホルンと呼ばれている最難関の碧岩・大岩に登ることにした。
碧岩岩場の下りで適当な足場が見当たらず難儀してしまった。
行程
三段の滝登山口P(6時30分)→三段の滝(6時56分)→碧岩(8時16分)→大岩(9時9分)
三段の滝(10時23分)→三段の滝登山口P(10時47分)
距離6.5km 総移動時間4時間16分(休憩時間含む) 累積標高1143m 平均速度1.4km
岩登りはあまり得意ではない。一番初めに難しいのを片付ける感じで碧岩を選んだ。
道も不明瞭らしい。駐車場で外気温を確かめると0度だった。ウインドブレーカを羽織スタートするが、
あまり寒さを感じない。天気は快晴だが早い時間なので太陽光が登山道に入らない。
三段の滝まで駐車場から30分程だ。落ち葉が登山道を覆っていた。
すぐに暑くなってきたので、汗をあまりかかないように少しペースを落とす。
予定時間内に三段の滝に到着した。ここでウインドブレーカーを脱いだ。登山道を確認すると
よくわからないが滝の上部に向かうようだ。濡れている岩のところは滑りやすい。
右側から滝を回り込みように登山道があった。標識の通り碧岩・大岩方面を目指す。
落ち葉で登山道が埋まっていてフカフカだと思っていたら、右足がズッポと落ちてしまった。
脛から少し出血したが全く問題はない。しかし落ち葉の上を歩くのがビビりモードになってしまう。
登山道を見失った。左の尾根に数か所テープがあったが初めのところに踏み跡が見当たらない。
左の尾根にはテープはないがしっかりした踏み跡がある。もしかしたら林業者の道かもしれないが
間違えていたらここまで戻ればいいだろう。
九十九折の急登りが始まった。こういう道はあまり苦にならない。しかしテープが出てこないので不安が
拭えない。iphone GPSでも予定ルートと大きくずれてきた。
標識が見えたので一安心だ。左の尾根は何だったんだろう。碧岩の一本目の岩場に出た。
一本目は右の方から回っていったらすんなり登れた。しかしあまり指で岩が掴めていない。
問題の2本目だ。古いロープが3本かかっている。昔はロープなど無かったのであろう。
切れても文句は言えない。手も足もしっくりこないが登ることは問題なかった。
頂上は360度のパノラマが広がっていた。妙義山を見ながらコーヒーを飲んだ。
前回登った立岩がよく見えた。休憩後下りに入ったが、写真がビビりでぶれている。きっかけはあるが
どれもしっかり掴めない。登りがスムーズだったので、よく確認せずにロープの方向に3点支持で降りて
行ったが、途中で足を置けるきっかけがどうしても見つからなくなってしまった。少し下ろしてみるが
体重を乗せるには足りない幅だ。それ程長い時間ではないが動ぎが取れなくなってしまう。
左側の岩の方が足掛かり手掛かりが多そうなので一旦ロープを離して木の根っこを掴み移動した。
過去の山行で一番難儀した岩下りとなった。経験不足技術不足である。
分岐点まで戻り大岩を目指す。途中で小ピークを越えて大岩の岩場地帯に入った。
碧岩の岩地地帯と違い、岩をがっちり掴めて足も置ける。こんな感じの登りが2km位続けば
面白いだろう。
大岩山頂で更に道があるので進んでいったら終点はなく何処かに繋がっていそうだ。
下りはどうかと思ったが、しっかり降りることができた。全く問題がない。
駐車場まで戻ったが登山者はいないようだ。少し早く下山することができた。
この時間ならもう一座可能だったが地形図を持っていない。
ネットで調べておいた役場近くの井上うどん店に入った。店主に肉うどんとカレーうどんはどちらが
売れているか聞くと肉うどんとの返事だったので迷わず肉うどん450円を注文した。
柔らかめな麺と豚肉カツオ風味の汁のマッチングが良かった。今度は大盛りにしよう。