今日は大阪で「スピリチュアル・コンベンション」(通称・すぴこん)が開催されています。
占い・ヒーリングから物販までが一堂に会する、いわゆる精神世界系の一大イベントです。

ミチルは滅多に行きません。
それなりに楽しいんだけど、自分の大事なエネルギーを消耗しちゃうから。



それは東京のすぴこん会場でのこと…。

朝一で会場入りしたミチルは、まだ人気のまばらな会場の中を妖しいクラゲのごとく彷徨ってたのよ。
自分の知らないことを色々探求するのは面白いもので、
『否定するより、まず試せ』
がモットーのミチルには、まさに遊園地のアトラクション感覚。
あっちのブースからこっちのブースへとフーラフラ。

ところが、会場をグルグル回っていると、あることにハタと気付くの。
精神世界のコンベンションなんだから、本来ならば、
『みんな幸せになろう、お互いを認めて愛し合おう』
って共通意識を持たなきゃいけない場のハズなのに、なぜか会場に漂うエネルギーは「人気」とか「名声」とか「お金」っていう性質の気でギンギンで、どんどん疲れてくるの…。

あんなドロドロしたエネルギーの中に下手に長居したら体調を崩しかねないわよ…。

そんな訳で、ミチルはよほど会ってみたいゲストのセミナーでもない限り、行かないことに決めたんだ。
日本の精神世界がより科学的な要素を含んで、欧米並みにきちんと体系化されて、一つの学問として認知されるようになればだいぶアヤシさもなくなるのにね。

ミチルの妹「むっちゃん」。
十代の終わり頃から花粉症を患うこと、かれこれ約10年。
花粉症に関しては、もはやベテラン。

その彼女に、変化は突然訪れました…。


むっちゃんは、次女です。
ミチルが長女で、彼女とは3年歳の差があるんだ。
まぁ、世間で言うところの「仲の良い姉妹」に入るのかな。
○十年も姉妹をやってると、そりゃあ、楽しいことも辛くて悲しいこともいっぱいあったけど、
それでも、今でも一緒にお茶を飲める間柄であるということはありがたいことだなぁ、って素直に思うよ。

そのむっちゃん、実は相当な花粉症のキャリアが…。
毎年春になると目を真っ赤に腫らして、止まらないくしゃみに悩まされてたの。
唇は腫れ上がるし、喉の奥がかゆいし…で、もう悲惨。
かわいそうだとは思うけど、花粉症の「か」の字もないミチルには、むっちゃんの辛さを共有してあげられないじゃない。
お薬飲んでお大事にねって言うしか仕様がなかったのよね。

でも今年は状況が変わったの。
むっちゃん、なんと妊娠しちゃったのよ。
今年は例年の何十倍って花粉が飛ぶと言われてる年に、妊娠…。
もうこれはタダ事じゃないわよ。
妊婦は薬が飲めないから……ね、想像しただけで地獄でしょ?

だからミチルはちょっと考えたの。
これって「気」のパワーでなんとかならないかな、って。

前にマッサージ師のオジサン(ミチルの師匠)に気功を習ってた経験を活かして、むっちゃんの体質を改善できないかなって、思ったわけ。
善は急げだ。早速チャレンジ。
むっちゃんの背中に両手を当てて、
『ムムム…』
と唸ること訳15分。
突然むっちゃんは口を押さえて飛び上がり、台所へ走っていくとゲーゲーやりはじめたの(失礼)。
つわりじゃないわよ。彼女は今8ヵ月目だから。
戻ってきた彼女の顔にはブツブツとじんましんのような赤いものが全体に出ていてこれまたびっくり。吐く直前までなんともなかったのにね。
彼女の体内に溜まっていたストレス等の要因が抜けたってことなんだ。
(好転反応っていうみたい)

あくる朝起きたむっちゃんは、いつもと何かが違うことに気が付いたの。
『マスクしてないのに平気だ、アタシ!?』
あれだけ、目が痒いと騒いでいたのに、目がショボショボする程度。
あれだけ、くしゃみが止まらなかったのに、たいしてムズムズしない。
あれだけ、真っ赤になるくらい鼻をブーブーかんでたのに、鼻水がほとんど出ない。

そしてむっちゃんはマスクをしないで、外に出た。
産婦人科に検診に行ってみた…何事もなく帰ってきた。
山中の杉の木だらけの街道を窓を開けてドライブしてみた…ちょっとムズムズした程度で済んだ。
時々ぶり返しそうになったら、ミチルが後頭部に手を当てると、途端に治まった。

かくして、むっちゃんは僅か3日で、長年患った花粉症から解放されたの。
「気」を出したミチルは「治した」って実感がイマイチないんだけどね。
一番驚きつつも認めているのは、当の本人のむっちゃんなの。

これは嘘偽りのない本当の出来事。
花粉症でお悩みのあなた、「気功」ってのも解決策の一つの選択肢だと思うよ。
お試しあれ。

今日は自分の○回目(!?)の誕生日なので、記念に新しくブログを立ち上げることにしたの。

ここでは便宜上、私の名前を「ミチル」と呼ぶことにするね。





ミチルはただ今休職中の身。
胃を壊す前まではボディクリーナーと言う仕事をしていたんだ。
温泉やサウナで人様の体をこすって垢を落とす、アカスリ職人よ。
海藻パックをしたり、天然塩やオイルで全身マッサージもする、まさにお風呂場の癒しのスペシャリスト。
今まで3,000人近い人の体に触れてきた中で、ミチルが悟ったことは、  

 ★体調の悪い人に触れると、自分も体調を崩す。

ってことかな。
疲れを通り越して体調を崩している人は、経験上すぐに分かるの。
そういう人の体に触れると、どういう訳か、不思議なことに自分の体の調子も崩れてしまうんだ。
『この体に触ったら自分も具合悪くなるなぁ』
と分かっていても、お客さんだから断るわけにもいかず、普段どおりに施術。
するとやっぱり、あっちが痛いとかこっちがだるいとか、とにかく施術後の自分の体調がおかしくなっちゃう。
これは、鍼灸とかマッサージ関連の仕事をしている人の一種の職業病のようなもので、認めようが認めまいが、実際本当に起きてしまうことだから困ったものなんだ。

こういうのを同調(シンクロ)するって言うみたい。
だから人様の体に直接触れる癒し関係の職に就いている人は、結構体を壊して続けられなくなるパターンが多いって聞くよ。
ミチルもまさにその一人。ミチルは胃に3つも穴が開いちゃった…。

そんな時、ミチルは一人のオジサンマッサージ師と運命的に出会ったのね。
このオジサンは長年「気功」を学んで「レイキ」なる技もマスターした、凡人のミチルにはよく分からない世界を極めつつあった人だったの。
極めつつ…というのは、現在でもどんどんパワーアップしてるから。
このオジサンのおかげで、人の体に備わる「気」の何たるか、が分かるようになって、今までどこか遠い世界のことだと思っていた「精神世界」のことが少しずつ現実味を増して見えてくるようになったの。

そんな訳でこのブログでは、非現実的な「あっちの世界」のことも含めて、日々ミチルが体験したことや感じたことを、ありのまま書き綴っていこうと思っているの。



※物質的なもので世の中満たされてるし、自分もそれで満足してるから、精神世界なんてバカバカしい…と思ってる人には向かないブログなの。
ごめんね。