人と違うことをすることを

怖れる人は多いのかな、

と思います。

 

特に日本文化というのは

人と同じことをして

目立たなければ安全、

のようなところがあります。

 

そのため休憩も取らなかったり

自分は仕事終わっているのに

ダラダラ残業をしたり・・・

個人にも集団にも

ムダなストレスが溜まっていきますので、

個人的にも社会的にも

弊害は大きいです。

 

私は性格的に「逆張り」が

好きなので、

というか今思えばある程度

思春期に自分なりにやっていいという

環境にいたためか、

その後もいろいろ非常識な

動きをしてきたかと思います。

 

まだ大人バレエが一般的で

なかった頃大学生でバレエを

始めてみたり・・・

30代を目前にして大学院に

入り、新しいキャリアにつなげたり・・・

 

というのもできる状況にあった、

ということは運命や周囲に

感謝すべきなのでしょう。

 

が、同時に機会(チャンス)と

いうものは

待ち受けていないとやってきません。

 

なんとなく通り過ぎていく

のを見ているだけでなく、

(たとえは悪いですが・・・)

ネコがネズミに手を伸ばすように

「キャッチ」してみようと

する必要があると思っています。

 

(ときにはタナボタ

というのもありますが。)

 

そのためには日頃から多少

失敗したり拒絶されたりを

繰り返しながらも、

チャンスに働きかけてみたり

やってみたりする必要があります。

 

これは、100%の成功を

保証するものではないですが

(そもそも100%はないですし)、

少なくとも選定眼や

行動力、フットワークは

磨かれていくと思います。

 

最近読んだ本ですが、

海老原嗣生・著

『クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方』には、

お笑い芸人として成功した人が

まず「芸人の世界に入ろう!」

と決意したことで

人と違った成功を得られるための

第一歩を踏み出している、

ということが書いてありました

(蛇足ですが私はお笑いとか

興味ないのですが・・・)

 

 

 

 

まったく思い通りでなかった

としても夢は叶うことが多い、

また、「これをやりたい!!」

の一念というよりも、

偶然の出会いのようなもので

キャリアは決まっていくことが

多いという、「ハプンスタンス」

についても書かれています。

 

私のキャリアも

(上記大学院に入る前の)

出会いによるところが

大きかったです。

 

現状が変わらないという人は、

ぜひ違うことを試してみたり

出会い(会話)を増やしてみたり

するといいかと思います。