印象として、日本って
若い人(経験の浅い・ない人)に
任せない国だな~と思ってます。
「若い人」ばかりでなく
女性や後継者など、
「できなさそう」と思う相手すべてと
言ってもいいでしょう。
そこにあるのは、慢性的な
「信頼の欠如」のように思います。
信頼して、やらせてみれば
なんとかこなすだろうというのが
信頼です。
結果、年齢の行った人や男性など、
すでに経験と実績のある人たちが
「まだまだ辞められない」
のようになってしまい、
社会の硬直化や、ダイバーシティの欠如に
つながってしまっています。
これでは、社会の新陳代謝も
ダイバーシティも進まないのは
当然のことです。
進めよう進めようと口で
言ってはいても、実際に
任せなければ始まりません。
やらせないでいて「後継者がいない」
とか「適任がいない」のように言うのも
考えものです。
例として思い浮かぶのは
子どもにお手伝いさせるときの
こと。
お箸やはさみなどを最初に
使わせてみるときは
すご~くハラハラします。
が、見守っていて、
おっとっと~とやっている
うちに、できるようになるのです✨
また別の例としては、
日本ではベビーシッターというと、
すでに子育て経験のある
熟年の方が信頼される、ということ。
アメリカだとベビーシッターは
保護者がついていなくてよくなった
12歳から可能だったりして、
しばしば学生のバイト仕事です。
これは「任せている」ということの
好例です。
(もちろん、もっとレベルの高い
プロフェッショナルなナニーも
存在しますが。)
日本でそのようになるのかな~、
と思ったりします。
(無謀に任せて事故等になっていい
と言っているわけではないので
念のため。)