カウンセリングや心理療法の

過程では、

起こったことや自分の考えと

感情(気持ち)のつながりを

しっかり見ていく、というのがあります。

 

自分の感情的な状態を

「モヤモヤしている」か

「スッキリしている」だけで言う人、

ネガティブな感情を

「イラッとする」だけで

済ましている人などいますが、

それではいろいろな経験や

こころの状態を表しきるのは

難しいです。

 

「国語力」の問題ではなく、

悲しみ、さみしさ、怒り、苛立ち、

不満、嫉妬、軽蔑、嫌悪、驚き、

喜び、嬉しさ、落ち着き、愛しさ、

等々、主だった感情だけでも

これだけの言葉やこころの状態が

あります。

 

ミックスしていることや、

一つの状態からほかの状態へ

移っていくこともあります。

 

うつ(落ち込み)やそう(高揚・興奮)

といった「気分」に比べ、

感情は本来持続時間が短いのが

特徴です。

 

感情を観察し、経験し、

表現できることで

こころの生活や実際の生活も

豊かになっていくのです。。