ついつい、子育てのことを
書いてしまいがちなのですが
(どう育ってくるか、発達は
その後のメンタルにも大きく
影響するので)、
もちろん大人だって「育つ」、
成長することができます。
子どもができ親になったとき
ついつい子どもの教育などに
過熱してしまうのは、
自分より子どもの方が成長が
早く、可能性があると
思っているせいもあるでしょう。
事実、子どもの成長や変化は
早いし、目に見えやすいということも
ありますね。
(分かりやすいところでは
身体は大きくなっていきますし。)
生物学的に言って、子どもの方が
めまぐるしく成長するというのは
事実だと思います。
かと言って、大人だって
成長できないわけではありません。
我田引水になりますが、
カウンセリング・心理療法は
大人が成長するための場
と言ってもよいのです。
これまで、10代~60代の方々の
カウンセリングをしてきましたが、
みなさん伸びしろはあります。
多く、メンタルや成長の
問題となるのは、
子どものときに成長し損なって
いるところであることが多いです。
まったく学んでいないとか、
機会を与えられていない
という場合もあります。
たとえば自分の気持ちや
身体の声を聞くといったこと
とか、
主体的に学ぶといった
ことだったりもします。
そういう人は機会や関心を
与えられることにより
ぐんぐん伸びていくことも
あります。
決して大人だって
捨てたものではないのです。