私はもともと、あまり腰を据えて

長時間作業したり勉強したり、

というタイプではないのです。

 

そのため、大学院の勉強や

論文についても、

さすがに「現役」で授業を取っている

ときは、授業前2時間詰め込み

読書などをしていましたが、

どちらかというと細切れ時間で

やってきています。

 

図書館も好きですが以前は

苦手で、いつも必要なものをコピーして

(紙媒体の時代です)、

外のカフェで読んだりしていました。

 

研究室や図書館に何時間でも

閉じこもっていられるという、

まさに「研究者」タイプの人も

いますが、そうではなかったのです。

 

博論ですら、子育ての合間の

(何年もかかってですが)

決めた時間30分~40分くらいずつで

やりました。

 

なかには赤ちゃんをおんぶしたまま

論文を書いた、なんていう

ツワモノの話も聞いたことがあり、

そちらがもしかしたら

スタンダードなのかな・・・

と、思ったりもします。

 

が、私はそのやり方を踏襲していて、

今でも真剣に考えたいこと、

書きたいこと、読みたいもの

などがあるとき、

カフェを利用しています。

 

そうしてなんとなく抱えていた

「課題」が解決すると

スッキリするのです。

 

30分くらいしか時間がないと、

「ま、いいか・・・30分しかないし」

と諦めてしまうこともあります。

 

20分のときもあります。

そうすると一杯のラテやコーヒー、

紅茶(と席代)がもったいないかな、

と思うときもあります。

 

また、時間はあっても

やる気体力集中力が

なくやらないときもあります。

 

が、今日も午前中、そうした時間を

取ってみて、やはりこれを

(毎日でなくても)やるとやらないと

では、長い目で変わってくるな、

と思いました。

 

というのもそういう時間私が

やっている作業の質は

おそらく比較的高いからだとも言えます。

 

投資やお金の話で

「ラテマネー」と言われることがあります。

要は、仕事のある日に毎日

カフェ・ラテを買って飲んでいたとしたら、

毎月、毎年でいくらになるか。

 

それを投資に回すと、

福利で回すと5年、10年、20年で

いったいいくらの差がついてくるか・・・

といった話です。

 

私はその方面あまり

強くはないのですが、

今日改めてこの目的のために

使うカフェ代(ラテマネー)は

無駄ではないな、と悟りました。

 

みなさんもそういうものは

節約と言って安易に捨てない方が

いいかと思います。

 

(もちろん投資に回せる

お金があれば言うことはないですが。)