多くの人が、

学校を卒業し、就職したら

そこで「成長」はお終い、と

考えるのではないでしょうか。

 

実際スキルアップとか

キャリアアップとかはありますし

考えますが、

なかなか脱皮するような

成長は難しい、と決めてかかって

しまっているかもしれません。

 

発達心理学という意味では

「成長は大人になること」

というのは実は古い考え方です。

 

精神分析の父フロイトとか

発達心理学の父ピアジェの時代の

考え方です。

 

今では「生涯発達」が主流であり、

生涯を通じて、なんらかの形で

「成長」をつづけていくことが

可能だと考えられています。

 

心理療法はこの成長のために

うってつけであると言えます。

 

なぜなら、心理療法では

子ども時代や、それ以降それまでに

起きてしまって「障害」となっている

ことを、徐々に取り除いていくような

作業が可能だからです。

 

これまで邪魔していたもの(不安など)

が取り除かれることにより、

より自由に決断し、行動していく

ことができるようになります。

 

つまりは、大人になってからの

成長も可能ということなのです。