これまでにも
絵本を紹介してきましたが、
今日紹介するのは
言葉の感覚を伸ばすような絵本。
誰もが読むような定番の絵本や、
「学力」に結びつきそうな絵本も
ありますが、
いろいろな角度から触れることで、
言葉や思考の幅が広がっていくと
言えるでしょう。
『さかさことばで うんどうかい』
は、そんな絵本かな~と思います。
「さかさことば」、つまり
回文で書かれた絵本なんです!
ご存じの通り「回文」とは、前から読んでも
後ろから読んでも同じ文章。
日本語は、音節(一度に発音する音のかたまり)
が同じ長さなので、回文を作ることができます。
たとえば、この絵本には
「だんだんと とんだんだ」
といった文が出てきます。
動物たちが運動会で活躍する様子を
回文オンリーで書いているという、
ユニークな本です。
大人でも思わず感心してしまいます✨
年頃としては幼稚園~小学校低学年向け
くらいかと思います。