日本で、当初危惧されたより

感染者数・死者数などが多くなくて

済んでいるということについて、ある記事では

 

1)クラスター感染対策が良かった

2)日本の医療制度

3)国民の健康意識

 

を挙げていました。

ほかにもあれやこれや

「これが良かったのでは」ということは

あるようですが、

 

そのうち、2)については、

諸外国では「専門医制度」があり、

まずファミリードクターなどに看てもらって、

それから紹介してもらわないとだめ、

といったステップがあります。

 

お医者さんもたいてい完全予約制で、

日本のようにふらっと行って

すぐ看てもらえるという国は

少ないのでは、と思います。

 

3)ですが日本人はもともと

清潔好きすぎるくらいのきれい好き。

海外生活が長かった私など、

実は過剰だな~と思っていたのですが、

今回はこれや、マスク、手洗いを

遵守したことがまさしくプラスに

作用したのでしょう。

 

ほかに、最近出ていた研究結果として、

日本人の免疫反応が、

どうも今回のコロナには感染していないのに

感染したことがあるかのような

振る舞いをするというものです。

 

こちらに説明されています↓

https://ameblo.jp/yuutunarutouha/entry-12598348672.html

 

この研究結果から研究者たちは、

現在の新型コロナに似た、

SARSや別の風邪コロナウィルスなどに

すでに軽く感染した人が

日本では多いのでは、と結論づけていました。

 

つまり、元々中国などと

交流が盛んだったために

(1月には90万人くらいの中国人が

日本を訪れていたそうです!)、

弱い免疫を獲得していた、というものです。

 

研究結果はまともに見えたので

(原典に当たったわけではないですが)、

これはありかな~、と私は思いました。

 

もう一つ、心理学者として思ったのが、

ロックダウンによるストレスです。

 

日本でも外出自粛要請は

ありましたが、多分に自主性に任せたもので、

欧米のような強制力はありませんでした。

 

そのため、欧米からは批判が

相次いだわけですが、

多くの欧米の国々では、

「絶対」外に出てはいけない、

不要不急で外出していたら

場合によっては逮捕、罰金といった形で

国家権力が行使されていました。

 

これは、大変なストレスだと

思います。

外に出ることでメンタルのバランスを

取っている人もいるわけですし、

もともと国家や政府、あるいは父権といった

ものにネガティブな思いを持っている

人にとってはなおさらです。

 

そして、ごく単純に言って、

ストレスレベルが高いと

免疫系は弱ります。

(オープンマインドで長期に渡る

ストレスを減らすためのカウンセリングを

推奨しているのもそのためです。)

 

つまり、免疫力を高めなければ

ならない状況で免疫を弱体化させるような

方策を欧米の多くの国では

取っていた、ということになります。

 

外出制限などをしなかった

スウェーデンでの結果を見ると、

この説、自分で言っておきながら

あまり説得力がない気もしますが・・・(笑)

まあしかし日本では、外出自粛も

していたわけですしね。

 

関西圏で緊急事態宣言が解除され、

首都圏および北海道でも明日解除の発表?

と言われていますが、

これまでの「ラッキー」に感謝しつつ、

今後も三密を避けやっていきましょう♪