「今日は植物学の日」だそうです。
これに関連して、
オススメの書籍があります。
一つめは文庫で比較的
読みやすいもの。
ドイツで長年「森林管理官」をして
森林の整体を知り尽くした作者が
書いたもの。
世界で100万部を突破したという
ベストセラーです。
これに書かれていることは
いちいち驚きで、
植物にも感情や意識があるのではないか、
植物にも家族がいる、
といったことです。
人間からすると、
植物はあまりに生態が違いすぎて、
簡単には把握できないということ
なのかも知れません。
さすがの森林のプロが
そんな世界を見せてくれます。
もう一冊は分厚くて、
歯応えがあるのですが、
イチョウについてその生態や
進化について書いた本。
ピーター・クレイン
『イチョウ 奇跡の2億年史
生き残った最古の樹木の物語』
(この人も「ピーター」さん!! ペーター=ピーターです(^^))
ライフワークとして
イチョウについて調べてきたのだ
そうです。
特に植物が、
進化のために取った戦略などが
驚きです。
イチョウはいったん絶滅しかかったのが
人間の手を借りて世界のあちこちで
再び反映するようになったということで、
このなかには日本の青森の
イチョウの古木の話も出てきます。
植物のペースは我々より
はるかにゆっくりです。
現在のようにまったりした時期に読むには
ちょうどいいかもしれませんね^_^