みなさんは「嫉妬」

と聞いたとき、まずどんな状況を

思い浮かべるでしょうか?

 

三角関係のような、

彼(やパートナー)に別の彼女がいそう、

というような状況でしょうか。
(男性の方は「彼」を「彼女」と

読み替えてください。

LGBTの方もご自分の

ケースのように・・・)

 

あるいは誰か友だちとか

同僚などが、

上手く行っている

(結婚とか家庭、

仕事やキャリア、

家・車などの持ち物など)、

自分に持っていないものを

持っている、という方の

状況を思い浮かべたでしょうか?

 

実は英語では「嫉妬」に

二つ言葉があり、

三角関係的な方が

ジェラシー(jealousy)、

他の人の持っている者を

羨む方がエンヴィ(envy)

になってます。

 

かならずしもネイティブでも

厳密に使い分けではいないと

思うのですが、この2つの

区別は自分の感情を理解する上で

それなりに大切なように思います。

 

どちらの嫉妬も厄介な

ものですが、

特に後者は自分の

エネルギーの無駄遣いに

つながりやすいように

思います。

 

なぜかというと、

人の持っているもの

(仕事、パートナー、

資質、才能、財産など)

を羨んでも、自分のものには

ならないからです。

 

それならば同じようなものか、

ベターなものに行き着けるよう、

地道な努力を積んだ方が

早道なのです。

 

また、子育てにおいて、

親が子どもの持っているもの

(無邪気さなども含め、

自分が得られなかったものなど)

を極端に嫉妬すると、

それが憎悪にも怒りにも

転化する可能性もあり、

注意が必要です。

 

要は、自分の気持ちを

ある程度把握しておけば

いいのですが・・・