では、「ボルテックス・オブ・アトラクション地中海クルーズ2016」での
エイブラハムワークショップのこと書いて行きます。
「引き寄せの法則」について知っている人は
「引き寄せの3ステップ」と言うのを聞いたことがあるかもしれません。
私は「引き寄せ」という言葉には、「何かを得るテクニック」「成功法則」ってイメージがくっついてて
それだと本質とずれちゃう気がするので、「現実創造のステップ」って呼びますね。
今回のセミナーでエスターは「5ステップ」について話していて、
その説明が(私にとっては)すごくおもしろかったんです。
簡単に言うと
1.願う
2.波動の世界で実現する
3.受け取ることを許容する
4.1~3の達人(いつもうまくできている状態)になる
5.ステップ1に戻ってもその価値を全く新しい意味で知ってる意図的な創造者になる
・・・って感じです。
特にこの「ステップ5」の意味に心が震えました!
エイブラハムのお話は、人間視点に沿って語られているというか、
非物質の世界(スピリチュアル)にそれほど知識がないまま聞いても十分学べて
人生に適用できる(というかそういう風に受け取りやすく話している)と思いますが、
私がこれまで接して来た「空(くう)」とか「悟り」とか「非二元(ノンデュアリティ)」
の観点から聞くと、さらに新しい視点や拡がった理解を与えられた気がして
そこを表現してみたく、うまく言葉で伝えられるかわからないけど1から順に書いてみます。
(文中の表現は、エスターの英語を翻訳したものではなくて、
WS全体を通してエイブラハムから受け取った理解を、私(=みりい)の感性という
フィルターを通して表現したものです。そう思ってお読みくださいませ)
1.願う
私達がコントラストのある世界に生まれてきたのは「願望」を生み出すため。
それは「拡張」のための種であり、新たなエネルギーの動きが生まれるポイントです。
コントラストと言うのは、「光と闇」「豊かさと貧しさ」みたいに反対・対極にあるもののこと。
(エスターは一本の棒のあっちとこっちの端っこのようなもの、と言ってました。)
いわゆる「二元」の世界、「色即是空」の「色」の世界ですね。
コントラストに満ちる(=二元の)この世界でなにかを経験すると、
その人の中に感覚という反応が生まれ、その感覚的反応がひとりひとりに、
「欲しいもの(と欲しくないもの)」「望むもの(と望まないもの)」が何かを教え、
その人独自の好みや願望が生まれます。
なにかと出会ってすぐに「好き」「欲しい」と思える(=自分の感覚に気づく)場合もあるけど、
病気になって初めて健康のありがたさに気づくように、
望まない体験をして初めてその反対側に気づいたり本当に望んでいたことに気づくと
それは「望まないものを通して望むものを知る」と言う経験になります。
そうやっていろんな刺激により、私たちは「願望」を持つようになるのです。
この願望は「新しい考え」として宇宙に放出される「願望のロケット」と呼ばれています。
この拡大のための第1歩(=ステップ1)とステップ2は瞬時に行われ、
普通は人間が生きる時の自然な無意識のプロセスになっています。
ところで、
もし棒の良い方の片方、例えば光・満足・幸福などしかなかったら、
人は何も願わないかもしれません。
そこでは新しい場所への欲求も目指したい方向もエネルギーの動きも生まれず
宇宙が力強く拡張し新たな創造が行われる余地はずっと少なくなることでしょう。
そして太陽が出ている時に星が見えないように、光の中で光は見えず、
愛しかなくて愛の対象が無かったら愛が現れることができないように、
すべての究極の源のエネルギーである「おおいなるひとつ」
(=エイブラハムは「ソースエネルギー」と呼ぶし、他にも「神」「創造主」「全体」
「生命力」「サムシング・グレート」「究極の知性」等いろいろな呼び方がある。)が
ただ「空(くう)」なる静寂として「ある」だけだったら、自分を知ることはできなかったでしょう。
だから、これは後で「ステップ5」でまた詳しく説明するけど、
コントラストに満ちるこの二元性の世界は、
「おおいなるひとつ」(=神)が自分を知り体験するための舞台であり
創造と拡張のための仕組みが最初から意図的に組み込まれている、とも言えるんですね。
以前「なぜ私たちは存在するのか?」という質問者との対話の中でエイブラハムが
芸術家がすでにたくさん作品を作っているのにさらに芸術作品を作るのと同じ、
それは純粋な「喜び」のため、「創造者としての性質」のようなもの、という表現をしていました。
まさにソースエネルギーは「創造者」として永遠のいまの中で絶えず変化を繰り返し
宇宙は拡張し続け、私たちもそのソースエネルギーの最先端として
ソースと共に「共同創造」にあずかっているわけなのです。
ひ~たった1ステップについて書くだけでこんなにかかってしまった・・・。
まだどういう方が読んで下さるのかどの程度の書き方すればいいのかもわからないけど
(言葉をはしょり過ぎてもくど過ぎても…とか)
自分が心地良いと思えるような書き方でマイペースでシェアして行けたら…と思っています。