最近新しく歯医者さんに通い始めた。
60代くらい先生が一人と衛生士さん2人の小さな歯科医院。
そこで驚いたのがその先生のスピード感。
人当たりは常に柔らかく、すごく丁寧。
その柔らかい物腰とは別に施術の手際がすばらしくイイ!
シロートの自分にさえ
「この先生、デキルな!」と思えた。(えらそうですいません...)
施術に関して言えば『時間をかける』と『時間がかかる』のは
全く別ものってことですね。
体を直接触られるサービスを受ける者にとってこの安心感は
何よりの顧客サービスなんじゃないかな?
とすると、美容室(美容師)も同じじゃん!
「技術が上手である」というのは相対的には大きなウエイトを
占めるのは間違いはないが、すごくカットが上手であっても
その施術に異常に時間がかかる。
カットはいいけど淡々と必要事項だけのやりとりで終了する。
これではお客様は「不安」、「不満」でお店を後にする可能性
が高いかも知れない。
美容師さんは思う。
「おれの技術はそこら辺の美容師には負けないぜ。
カットされれば分かるでしょ!」
こう思ってる人、意外に多いかもしれないです。
もちろん自分の仕事に自信を持てる事はすばらしい事で、
そのプライドが持てないなら美容師は続けられないかもしれない。
でもお客様はトータルバランスで感じてるって忘れちゃダメなんだな
ってことをその歯医者さんで実感した。
当然rough,fitでお客様の待ち時間がゼロって事はあり得ない。
問題なのはその待ち時間を含めた滞在時間が心地良いもので
あったかどうか?という事でしょう。
技術のレベルは顧客満足の構成要素の重要なファクターである事に
間違いはないですが、全てではないのですね。
読んで頂いている方へ。
美容室に対する疑問や不満がありましたらコメントを入れて下さい。
rough,fitに照らし合わせてお客様が満足出来るサロン作りの参考
にさせて頂きます。
ペコリ。