水の中
私は水の中が好き
幼少時代から思春期まで
スパルタコーチの元で泳ぐことを習った
ストイックな練習の後は 静まりかえった水の中で
魚のように優雅にゆっくり泳ぐことが
なんとも言えなく好きだった
その感覚を無性にあじわいたくなった
本能が求めている
ずっと忙しいを言い訳に 通うことのなかったジムに
入会することを決意をした
ぁーおもいきり飛び込みたい
そんな衝動を抑えながら
壁をキックしてスタート
無意識に全速力で泳いでいた
25メートルでターンをしながら気付いた
アッ!ゆっくりでいいんだ・・・
身体が記憶してる今あるベストを出さなくていけないことを
少し懐かしく愛おしく感じた
水の中にいると孤独になる
雑音がなく自分と向き合うことができる
深いところでゆっくり下半身をウェーブさせる
優雅にゆっくり進んでいく
深く深く そして遠くまで
ポコポコポコと空気の音に耳を澄ませながら
私でも見逃しがちなわたしと対話する
ぁあ・・・・気持ちぃ
快感・・・
このまま水の中の生物になれたらいいのに・・・
こんなこと子供の頃も考えていたかも
人魚になりたいって 笑える
変わってないな・・・わたし
おやじ!
先日・・・・。
美味しいうなぎ屋さんがあるらしいと小耳にはさみ浅草へ
少し小さな古いお店が第一印象
店に入ると
頑固一徹みたいなおやじがうなぎを焼きながら
カウンターのおひとり様なお客と
若者てのはなんて説教気味に
話しをしてるのを横目に
席に通された
席が空いているのにかかわらず
相席でよろしくと愛想のない娘?いやおばさん?
に席まで案内されたが
イヤイヤ空いてる!(心の声)
と思いあちらでいいですか?と私も友人も負けずと
勇気をもって相席拒否!
こだわりがありそうな頑固おやじの空気に
なんとなくオシャベリもできる空気ではなく・・・・
ちと沈黙(´_`。)・・・・・
沈黙が苦手な私は店の中をキョロキョロ
店の中央に3代目と書かれたのれんを発見
( ̄。 ̄)ホーーォ。3代目ねぇ~
フフッ受け継がれてきた
味がどんなものか
楽しみになってきた♪
混んでるにもかかわらず以外に早く出された特うな重☆
(仕事が早い☆)
えいっ!強気な姿勢にこちらも厳しくいきますよ!
てな感じで一口 いただきまーす
ん?
おやじなかなかやるじゃないか! ( ̄ー ̄;ゴクリ
お米もうなぎも、だいぶ私好みでふっくらした中にしまりがある!
定番でありますが まいぅー!
★★星2つ
きっと口は悪いが人情ある頑固な職人気質なんでしょうね
なかなか気に入ったぜおやじ
わたしは、いつ来ても観光客気分になれる浅草がけっこう好き
そして歴史を感じる裏路地散歩は何度来てもウキウキする
お決まりの揚げまんじゅうを食べながら
形ないモノ!
私には目に見えないモノを信じる強さと、敬意が備わっている
愛すること 人を信じること そして祈り☆
人生で大切だなと私が思うモノは
形なく分子をもたない
ただそれらを
心で素直に感じとることも
望むことも
永遠にするにも
強さが必要なんだと思う
永遠なんてないと誰かが言った
きっとそう思考する人は
形あるモノにとらわれているのだろう
と私は思う
形あるモノには終わりがある
私の祖父はとても強くて男らしい優しい人だった
姿、形をなくして何十年たった今でも
色褪せることなく永遠に存在している
私も誰かの心に永遠を残せる人になりたい☆