プログラム言語という「言葉」 | オープンソース研修部のブログ
こんにちは。オープンソース研修部スタッフのヒラセです。

今日は、プログラムについて思うことを、
ちょこっとだけ書いてみます。

プログラマーって仕事は
いかにも理数系の人にしか向いてなさそうに思うかもしれませんが、
実はそんなことはありません。

物事を論理的に考える、という点に関しては
確かに理数系の思考も必要ですが、
プログラムってのは結局のところ「言語」であって、
英語やドイツ語、フランス語など、いわゆる「言葉」の世界と
同じものでもあるのです。

「単語」の意味を覚えて「文法」をある程度把握できたら
それらを組み立てていくことで、
相手に通じる「文章」が出来上がっていく。

これはプログラムも一緒。

時代によって表現の仕方が変わってくるというのも一緒です。

違うところといえば…
ボディランゲージが通用しない
ところでしょうか(笑)

プログラム言語の「相手」は、コンピュータです。
こちらが正しい文章を話さないと、ちっとも通じません。
ピリオド1つ間違っても、解釈してくれません。

解釈してくれたとしても、
使いどころを間違うとエライことになります(^_^;)

自分では「○○を押してください」と話したつもりが、
コンピュータにはなぜか「○○を消してください」と伝わっていた
とか…ね。

人間同士だったら、
多少の言い間違いがあっても前後の会話から判断して
「ああ、この人はきっとこう言いたいんだな。」
なぁんて相手の気持ちをくみ取りながら会話が進んでいきます。
時には「えっ?それって○○ってこと?」なぁんて確認し合いながら。

でもコンピュータは
こちらの気持ちなんてくみ取ってはくれませんからねぇ(笑)

「ああ、あれなら○○のことだと思ったんで、そう処理しときましたよ♪」
なぁんて男前なこと、やるわけないですよね??

というか、そんなことコンピュータが勝手にやり始めたら
人間を超えてしまいます…ちょっとコワイ………

基本的にはコンピュータは人間に忠実です。
指示通り動いてくれます。

その指示内容が、プログラムというわけです。

こちらの思い描いていた通りにプログラムが動いてくれると
嬉しいもんですよぉ~♪
やった!言葉が通じた!って感じで(笑)

コンピュータ世界の言葉を覚えると、
自分の世界も広がります。