Discover in Kenyaそして台湾

Discover in Kenyaそして台湾

まさかのナイロビ引っ越し、そして主人の育った台湾へと移った
アメリカ在住17年の静岡県人のブログです。

台湾では、お店などの軒下に、監視カメラがついている。

 

お店だけじゃないのかもしれないが、結構な割合で、カメラがついている、、と思う。

 

民衆の危険に対する意識は、高い方ではないか、と思うし、道徳感を持ち合わせている人も、多い。

 

でも、数ヶ月前だったか、台中の地下鉄内で、若い男性が、刃物を持ち込み、いきなり切りつけた事件が発生。

 

同じごろ、精神病院かどこかを脱出した若い男性がいるから、注意するよう、学校を通して、注意勧告がきた。

 

てな理由で、我が家3人の女性、(内訳:中年2人、思春期1人)は、ペッパースプレーを携帯するに至った。

 

ひざが悪くて、小走りしかできない私は、

あーーーー、ひざが痛い! となって、万が一襲われそうになって逃げれなくても、「シューーーッ!」とやれば、いいだろう、と言う考え。

 

特に、密閉の地下鉄なんかでは、逃げられないだろうし、悪者にシューっと一拭きすればいい、と思って。

 

娘を守ろうと思う、叔母と母親の心。

 

ただ、娘は ただでさえ神経質なので、暗いのが怖い、八階だけど窓から誰か入ってきたら、、、はてなマークと少し、強迫症に近いものがある。

ペッパースプレーを準備したことで、余計に、その警戒心が高くなってしまったかもしれない。

 

それを、和ませようとして、聞かせた私の昔話。。ダウン

 

 

むかーし昔、私が小学校6年生ぐらいの時、小規模?の下町に住んでいた。

夏休み、学校に行く時、車の通りがあまり少なくない道路の信号機を待っていた。

自転車に乗った、20歳前後だろうか、、 一人の若い男性がそばにきて、いきなり聞いてきた。

 

「ねぇ、生理って知ってる?」

 

。。。。ガーン 

 

知ってるのは、当たり前。 

 

小6の私は、しらんやつだし、男の人だし、周りに人もいないし、怖かった。

瞬時に、「ううん、知らない〜、時間がないから、またねー!」

と、ご丁寧に、またねーー!パーと言い残し、

赤信号を全力で渡り、しばらく走り切った。

100Mぐらいは走って、後を追ってこないことを確認。

 

今、思うと、なぜ ”またねー” と言ったか、、、。

 

 

当時は、ペッパースプレーのような、護身のものはなかったはずだけど、できれば、使わないで済むのが一番。

 


 

いずれにしろ、誰もが、普通の精神でいられる社会が欲しいし、

人を疑え、と言う教育は、したくない。

でも、備えあれば、憂いなし。。

であることも、娘には教えていく必要がある、のかな。