三連休の最終日。
皆様、いかがお過ごしでしょうか~?
昨日、京都は黄砂の影響で、
もやっていたものの、良いお天気で、
たくさんの観光客で賑わっておりました~
阪急電車も混雑していましたが、
電車で京都~も、なかなか良いものですね~
さて、今回の一番の楽しみは 龍安寺。
庭園も素晴らしいのですが、
まずご紹介したいのは、これ。
つくばいというものです。
茶室に入る前に、お客様が手を洗うためのものです。
ここ、龍安寺のつくばいは有名で、
真ん中の のまわりに字が書かれています。
上から時計周りで、吾 唯 足 知 と読めます。
続けて読むと、「吾、唯足るを知る(われ、ただたるをしる)」
この四文字熟語みたいな言葉は、
お釈迦様の遺言とも言われる『遺教経』の中に
書かれている知足の心。
「お金持ちになっても、自分が満ち足りないと思えば貧しいし、
貧しくても、満ち足りていると思えればその人の心は豊かだ」
という意味です。
さて、このつくばいは、水戸黄門が
龍安寺から本を借りたお礼に寄進したもの。
禅の教えと、歴史の深さに想いを馳せた
龍安寺のつくばいでした。