本店に移って1ヶ月
漸く自分のペースが掴めた気がする
さて、本店のチーフ
仮に「山ちゃん」とします
…仮称になってないって?
まぁ良いぢゃないか(笑)
このオヤジ
根っからの料理人じゃなくて素人
(おまえもだろってツッコミ不要)
店のメニューに作り方マニュアルなんて無いから、作り方を都度確認してた
俺:焼きうどんはどう作るんですか?
山:うどんは解凍して、バラと炒め野菜だけ。味付けは、ほんだし
(説明はそれだけかよ?)
俺:・・・

山:向こうでもやってたろ?
俺:(やってたら聞かねえわ)
…いや、やってません
山:チッ仕方ねーな!
終始こんな感じ
頭に来たから、教わったレシピを詳細にメモ(;。_。)φ
業務終了後に部長に確認
俺:部長、焼きうどんのレシピはこれで合ってますか?
部:何で俺に聞くの?山ちゃんに聞けば?
俺:いや、ちゃんと教えてくれないので確認させて下さい
部:そういう事か
ふむふむ…
合ってるよ

俺:ありがとうございました
(よし、レシピ1つクリア)
これを繰り返す!
大体さぁ、この山ちゃん
お通し1つ作らない!
いつも出来合いの金平牛蒡やナムルばかり!
ウチのお通しは三点盛りなんだけど、毎日何かしら作らないと間に合わない!
料理人を名乗るなら何か作れよ!
昨日の営業時間中の早い時間
山ちゃんがサボって、ホールのおばちゃんと談笑してたから
勝手に新メニューを試作した♪
茄子を豚バラで巻いて、天ぷらにしてみた(^▽^)
ホールのおばちゃんには好評だった☆
取り敢えず、お通しとして出してお客様の反応をみようと冷蔵庫へ
嵐の様な時間をこなして落ち着いた深夜帯
社長がバイトを上がった若い衆と飲み始めた
社長:トシ兄、お通しにナムル作ってたろ?あれ頂戴
俺:(キタ―!♪)
いや、あれは社長から教わった「なます」です!
(胡麻擦り!ゴリゴリ)
社長:そうか(^^)じゃそれを少し盛ってくれる?
お通しでは一口分しか盛らないけど、小皿に盛って出した
社長:う~ん…。三温糖を少し加えると良くなるよ
これ、小鉢にくれる?
良し
認めてくれた
認めてくれた
味のダメ出しは良くするけど、なかなか合格点を出さない社長
おかわりをされた時点で合格

三温糖を少し加え、小鉢に盛り白胡麻を振り掛けて出した
社長:うん、良くなったね(^^)♪
嬉しくなったので寝かせてた茄子も出してみた
俺:社長、これも試して下さい
社長:これ何?
俺:秋の新メニューの試作として茄子を使ってみました
お通しで試そうかと、冷やして置いたんですけど如何ですか?
社長:うん、美味いしゃないか!ビールに合いそうだね♪
俺:ありがとうございます♪
メニューとして出すなら揚げたてでカリッとして、より美味いかと思います(^^)
社長:じゃ月曜から試しに出してごらん
ヤッタ――

オリジナリティーは薄いかもしれないけど、『俺シピ』1つメニュー化

山ちゃん、そんな調子で余裕ブッこいてると
追い出しちゃうぞ

テヘペロ

