神と交わる | 大山蓮華

大山蓮華

ちょっと不思議な体験や感じたことを
古文献や民話や伝承などや遺跡の発掘資料などを参考にして
謎解きをしています

 

 

   2018年12月23日は天皇誕生日です

   現在の天皇は2019年4月30日に退き

   1960年2月23日に誕生された皇太子が

   2019年5月1日に即位されます

   天皇が皇太子に位を譲る儀式は【譲国の儀】というらしいです

 

   位を譲ることは 国を譲ることらしいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   【江家次第】という天皇の儀式の解説書があります

 

   平安時代の関白藤原師道(ふじわらのもろみち)が

   大江匡房(おおえのまさふさ)につくらせたとされている書で

   天永二年(西暦1111年)成立したとされています

   神楽はこれにより定まったとされているようです(アメノウズメの舞の伝承の始まり?)

 

   鎮魂祭や大嘗祭などは これより古くから行われていたとされています

 

 

 

 

   直会(なおらい)

   神への供物を食べ 神の力を得る儀式らしいです

              

   農業の収穫を神事で報告をします

   だから

   天皇も田植えや稲刈りなどの神事を行っているのです

 

 

   神饌(しんせん)

              

   神が食べる供物です

   生米や生魚や野菜などが展示されていますが

   別火という神聖な火で調理したものをお供えするそうです

 

 

 

 

 

   【江家次第】という書物によると・・・

 

   神事の中でも もっとも大切とされている大嘗祭(おほにへのまつり)は

   天皇が即位して 最初に行う大きな儀式です

 

 

   大嘗祭では

   瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨して

   天皇が

   宮内に建てられた悠紀殿・主基殿という斎場で新米を食べ 

   天の羽衣を着て 一晩こもり

   神(瓊瓊杵尊)と交わり・・・

   (神と○○○をするらしい!)

 

 

 

   大嘗祭は 天皇が神になる儀式 ということらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

   悠紀殿・主基殿の模型

              

 

 

   建物の中は

              

 

        ここまでの画像は 國學院大學博物館神道展示室から~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ☆

   古事記・日本書紀には 

   秦の徐福のことは記載されていませんが

   異称で書かれています

   中国の古文書などを参考にすると

      火明(ほあかり)  

      饒速日(にぎはやひ)

      瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) 

   などは徐福の異称と思われます

 

   平安時代に編纂された書から

   天皇という尊称が使われたらしいです

   それまでは大王(おおきみ)という尊称だったらしいです

 

   平安時代に編纂された江家次第において

   瓊瓊杵尊と記されているのは

   天皇の祖は 徐福ということに・・・

 

 

   ですが

   それよりも

 

   ここまでの記事で気になったことは

   神と交わることができるということです

   もちろん

   見えない世界のことです

   それが 平安時代の書に残されているということです

 

 

   変性意識状態のときとか

   浅い睡眠状態の時

   身体は寝ていますが潜在意識は働いているので

   意識せずとも 呼吸をしているし心臓も動いていますが

   上手く説明できませんが夢とは違う感覚で

   神と交わることができます

 

 

   あちら(神と呼ばれる存在)の都合によるものなのか

   それとも

   自分の中の奥深くに在る意識なのか

   継続 精査中です

 

   前世とか過去世に神仏にお仕えしていた人は

   神と交わる可能性は高いのかもしれませんね