人間が家族という最小集団から出発して次第に大きな集団を形成していく過程は、人類の進化・進歩と認識しても良いでしょうか。その組織を外敵から防衛する機能で
ある武器・武力も、次第により大きな集団へと集約してきました(米国において各家庭における銃保有を憲法が認めているのは誤りです。)。これは、人類進化の必
然と考えます。この過程は、また、人類の経済・社会活動の進化と広域化に伴い、諸活動の安全を確保するための必要にも対応するものであります。20世紀に入るまで
には、ほぼ全ての先進各国は現在と同じ規模の(民族)国家の形成を終えました。更に、今よりほぼ一世紀前の1920年には、「国家」の次のステップが始まりまし
た。発足した国際連盟の規約には各加盟国の紛争の平和的解決義務が規定されたのは、人類が紛争解決方法を国家を超えるレベルに格上げる意思を明らかにした人類最
初の宣言です。連盟は、幾つかの軍縮会議の開催等を行いましたが、日本をはじめ相次ぐ加盟国の脱退により目的を果たせず、次の、国際連合に引き継がれました。二
度の大戦の惨禍の反省の基に結成された国際連合は、その目的の大半は、各国間の紛争を防止することに置かれました。国連憲章(33条)は、「加盟国は、紛争の解
決は、まずもって、平和的手段でしなければならない。」と明確に規定しています。人類はその有する軍事力の各国保有を認めつつもその行使には一定の制約を課すると
いう段階に到達しました。私は、このような人類統合の歩みはさらに続かなくてなならない。そして、次のステップは、各国がそれぞれに武器・軍事力を保有している現
在の状態から、逐次、すべての軍事力を世界統一機構に集約される段階へと移行することです。現状及び既成概念になれるほど、これは大きな飛躍であり、想像困難かも
しれませんが。私は現行日本国憲法(前文)を読めば、人類の将来の有り様はかくあるべしと予想したような気がします。少なくとも、我が国がその安全をゆだねること
の出来る複数の国々のグループに対し、日本の安全保障を委ねよと、国民に求めております。(私は、日米安保と軍備保有の現状は基本的には、憲法違反であり、国
民の誤った選択と思います。一国のみとの軍事同盟は採るべきではなく、また、軍備についても、国民全員が不安に駆られてそれを望むならば、憲法に違反しないで同様
効果を期待できる代替策をもっと探るべきであったと思います。あの国論二分の安保闘争は避けられたでしょう。一つの代替策は、常時は存在しない国連軍(国連総会決
議で設置し、朝鮮戦争で国連軍として戦い、共産軍から南鮮を守り抜いた、あれです。)を日本の費用負担にて誘致することです。安保理決議によらずとも、総会に諮っ
て、過半数を超える正当性を獲得すればそれで当面はよいのそれにはれには多大の外交努力と能力が必要です。この軍隊なら憲法に違反しません。しかも神兵の様なもの
です。世界の先駆けになったのではと思います。栄誉はその栄誉は日本に。当時の政府に想像力さえあれば)。
少なくない国が核保有国となりました。核が使用されれば、多くの国を破壊し、その地を回復不能の不毛の地とすることが出来るだろうと思はれています。昨年、国
連憲章に違反して戦争を惹き起こしたロシアは、日本を含む多くの国の支援により、ウクライナ侵略が挫折するいたり、今や、核をもって世界を恫喝しております。大核
保有国の恫喝は、現実味を帯びています。その帰趨は今年中には明らかとなるでしょう。かくて地獄を見た世界は、再びこのような事態が生じないようにすることを、今
度こそは、真剣に、考えるに違いありません。その方向は、上述の人類進化の途に沿ったものでなければなりません。それこそが世界から最終的に戦争をなくす、唯
一の途だと思います。日本国憲法も満足してくれます。(以上)」
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