もともと、易占は、
国の将来を占うためだった。
北朝鮮との情勢を占ってみよう。
北朝鮮の田植え。
「習坎(しゅうかん)」が出た。
習とは何度も、と言う意味。
坎とは、
土が欠けるという意味。
北朝鮮は土地も体制も
穴だらけで
正常な人々が住める国ではない。
北朝鮮には、昔、禁じられていたので、田舎には2階がない家が多い。冬の寒さが厳しいので窓が小さい。
「坎にして険あり。求めて少し得る」。
危険な穴だらけだが、
何とか身動きできる余地はある。
求とは、獣の皮を叩いて
呪いやたたりを避けること。
音を出したり
大声を出して叫んで助けを求めること。
対話を申し出れば
応じるかも知れない。
しかし、
「坎」なので
自分から譲る余裕はないだろう。
サックスを吹いている。西欧の楽器がよく使われる。
拉致問題について占ったら、
「頤(い)」が出た。
頤はおとがいのことである。
「おとがいを払う。貞は凶」
とある。
養ってきたものと縁を切ってはならない。
被害者家族がいるのに、
あごで振り払うようなことをしてはならない。
傍観者の態度でいては、
いつまでも解決しない。
頤には、
噛んで食べるという意味もある。
向き合うという意味もある。
こちらから話しかけよ。
頭を下げた形で、食糧援助を提案せよ。
韓国の若い人たち、マスクをしていない時期。
「貞は凶」
とは、ふつうにまじめにしてはだめ、
という意味。
私だったら、
韓国もアメリカも出し抜いて、
北朝鮮と直接話し合う。
「頤」は強い運勢ではないから、
向き合って公に話し合うことはしないで、
こっそりと話すのが良い。
「頤」は養生する意味もある。
拉致被害者を全員返すなら、
北朝鮮に大金を渡してやっても、いいではないか。
それにしても、
与党も野党も、国会で、不毛な話ばかりしている。
もっと重大な質問ができないのか。
<今の運勢>
「噬嗑(ぜいこう)」。無理にかみ砕くという意味。難しいことでも、避けることはせずに、真正面からぶつかって力づくでも解決せよ。