襖（ふすま）の張替えに取りかかる

はがしたふすまの下張りから

’６９年のカレンダーが出てきた。

そのしたから、

ぼろぼろのふすま紙も出てきた。

 

昨日ほど寒くはない今日、

外で骨だけにして水で洗うことにした。

一枚だけだから

まあ何とかなるだろう。

 

黄色は風水では縁起が良い色。

 

この部屋は母が住んでいた。

何かの拍子で古い血のような跡がついていた。

 

何ともないのだが

たまに息子に友人が訪ねて来たときに、

この部屋と台所を使って

勝手にすき焼きなどをして、遊ぶことがある。

だから、この一枚だけ

張り替えたいと前々から思っていたのだ。

 

思い立ったら吉日・・

多少、紆余曲折があろうとも、

やってみる。

 

上張りの紙は

黄色っぽいのが買ってあった。

出入り口のふすまだから、

色ちがいでも、

ここが入り口という目印になって、

いいかも知れない。

 

＜今の運勢＞

「未だ済まず。行けば凶なり。大川を渉（わた）るに利あり」。この文は理解しやすい。・・まだ終わっていない。川を渡り切っていない。急いで渡り切ってしまおうと、あせって強引に流れに入ると溺れてしまう。いったん渡るのをやめて引き返せ。そして、舟を準備してから渡れ。しかし、渡るなら、いっそもっと大きい川を渡ることを考えよ。今までのような、こせこせした小さい川を渡ることなどやめてしまいなさい。せっかくやり直すのだったら大きい川を渡りなさい。