私は

ふつう右手をみる。
左利きの人は左手である。

 

 

結婚線は

小指のすぐ下の左側面に水平に出る細い線である。

 

下の感情線から上に向かって年齢を「対数的」に数える。

中央が適齢期となる。

(違う数え方をする説も多いが私が正しい)

 

これは、人の時間感覚と一致している。
若いときは年月が経つのがゆっくりで、

年を取るにしたがって時が早く過ぎるのだ。

 

結婚年齢は、

時代とともに遅くなった。

現在は30歳前後である。

 

都会と田舎では適齢期が違うので、

周囲を見て考えていただきたい。

 

 

手の甲まで長く回り込んでいる結婚線ほど縁が深い。
回り込みが一番長い線で結婚する。

 

短い線が線が多い人は、その時期それぞれに、すてきな異性が現れる。
しかし、長くないときの恋愛感情は

受動的である。
相手が猛烈にアタックしてくれれば、そこで結婚するかもしれないが、

こちらからの結婚の意思は薄い。
だから、

短い結婚線が多い人ほど、いつも心で恋している。

 

 

結婚したあとでも、短い線は出る。
配偶者以外にも好ましい人が出るのは正常である。

結婚線が深い人は情熱的である。
薄いと常識的で控えめである。
薄い人は、お見合い向きの手相だとも言える。

結婚線の先が平行なのがふつうだった。
先が上がっていれば相手を自分以上だと評価し、下がっていれば自分以下だと思う。

 

しかし、現代では多くの人が自分が一番だと思うようになってきたので、

先が下がっていてもふつうである。

 

 

先が分かれている人は、

相手と別れて生活することが

多くなる。
少しの分かれなら、

相手が働いている間の別れくらいだが、

はっきり分かれていればいるほど、別れの度合いが大きくなり、

別居生活になったりする。

 

 

極端に分かれていたり、

切れて分かれていると、離婚の危機があるので、

細い鉛筆の先で跡をつけたりこすったりして直すと良い。


もちろん、自分の悪い性格を直すと、手相も良くなったりする。

相手を好きかどうか、どうやったらわかりますか、

と聞かれたことがあった。
サマセット・モームが書いていたことだが、

その相手の歯ブラシが使えるかどうかで判断しなさい、と答えた。

 

歯がきれいな人は良い結婚をする。一年にいっぺんは歯医者へ。

 

結婚は子孫を残すための巣作り行為だと考えてよい。
ずっといっしょに住んで子作りをするのだから、

歯ブラシが使えない相手と結婚すると、途中で破綻をきたすかも知れない。

 

さらに、子供を作らない結婚はよくない。
子どもを作らない宣言をして

結婚をする人が

タレントさんなどにもいるが

間違いである。

子作りしないなら同棲でいいではないか。

何人子供が生まれるか数をみることもできるが、秘伝である。

 

<今の運勢>

「蹇(けん)」。寒さで足が凍えて動けない。出歩かないほうが良い。できるだけじっとしていること。