一遍上人は、

松山の道後温泉の裏の

法厳寺で生まれたそうである。

 

 

 

 

きのう、

この像の口から出ている仏の数が六体であることに気づいた。

6という数字には意味がある。

 

彼は、南無阿弥陀仏、の文字が6つだから

一日に6回お祈りをした。

それだけで成仏できるというわかりやすい教えなので、

多くの庶民が彼のもとに集まった。

 

彼の宗派をなぜ時宗というか・・

もともと、

一日に6回お祈りするから、

六時宗、と言ったのが、いつの間にか

省略して、時宗になったのだ。

 

そのことを、

中学生だった娘に教えたら、

社会科のテストで、一遍の宗派を聞かれる

問題が出て、

ちょっと知ったかぶりをしたかったのか、

六時宗、と書いて、バツになったそうだ。

 

それはそうだ。

今どき、

六時宗などと言わない。

 

<今の運勢>

「山火賁(ひ)」。山の下に火がある。山のように大きいものを火が照らす。いくら照らしても山にさほど影響はない。一時的なものである。遊びのようなものである。真剣にならなくてよい。ただ、芸術を価値あるものにまで高めることができる人には大いに吉である。