愛媛県庁の職員が

女性のスカートの中を盗撮した、

けしからん、

とニュースに出ていた。

 

本人は優秀な職員だったが、

仕事のストレスから、

思わずやってしまったらしい。

 

愛媛県のゆるキャラはミキャン。ミカンは黒く腐る。後からできた黒い悪ミキャンも大人気。

 

その前にも、

地方のテレビですばらしい話をして

皆に良く思われていた人が

自殺している。

 

この職員も、

仕事のストレスだという。

 

これくらいの大きさが食べやすくておいしい。いま、うちにはハネ(選果場でハネられたミカン)を安くたくさん買って来てあり,いつも食べている。ふくろごとごと食べるのでからだの弱い人もみるみる健康になる。

 

都庁や県庁の仕事量はものすごい。

(もちろん民間でもたいへんだろうけれど)

 

一般の県民は、

ささいなことでも、自分で解決しようとせずに

たとえば、

河原に落ちているゴミでさえ

ぜんぶ公官庁に片付けろと電話してくる。

 

上司はそれを仕事のできる部下に回す。

だから、上記の二人のように

ふだんからよくやっていた職員はものすごい量の

仕事を抱え込むことになる。

 

 

毎晩10時までやっても、いくらやっても、

うずたかく積まれた

書類の山が減ることはない。

 

ゴミや犬の死骸まで

拾いに行かなければならない。

 

しかも野党や人々の目は厳しく、

職員の数を減らせと迫る。

 

政府は、野党に人件費の削減を迫られて、

残業手当に一定の限界をもうけたりしている。

 

職員は、

残業代も出ない仕事を

身を削ってやらなければならないのだ。

 

愛媛県庁本部。あの丸いドームがなかなかよい。

 

特に、若い優秀な職員にしわ寄せがくる。

優しい職員の心が壊れ、

自分が罪を犯してでも、

仕事から逃げる口実を探したくなるのだ。

 

もちろん、

精神病院に通う人もいる。

 

事件を起こした人は、

いい人だったらしい。

盗撮はいけないことだけれど、

かわいそうだと思う。

 

政府は、野党の要求を呑んで、

公官庁に、

障害者を一定人数入れるようにした。

 

障碍者のためだけの特別試験。今年は11月に行われる。この娘はどこに障害があるかわからないが、左奥の人は顔に傷を負っている。平等な試験であれば納得できるのだが。

 

試験は正規の試験ではなく、

わざと易しい試験にするのだそうだ。

 

官庁だから、民間と違って、

仕事ができない人をやめさせることができないのに、

能力のない人を

こんな厳しい職場に雇い入れてどうするのか。

 

逆に、当人をいじめることになるではないか。

そんな当然のことが

なぜ野党議員たちにはわからないのか。

 

私は、国土交通省に

花を育てる係にされている。

先年、なってくれと電話があったのだ。

 

肱川の河原に生えている雑草。

 

堤防際の土地の草引きまでは、

手が回らないのだ。

だから、できれば民間人に

ただで手伝ってもらいたいと願うのだ。

 

なんと涙ぐましい。

予算があればいくらでも人を雇うことができるのに、

官庁は金が足りないのだ。

 

だけど、たまには草も引きたいけれど、

私も、都合のよい一般人。

めんどうなものだから、

逃げ腰である。

夕暮れの屋形船。昔の写真。今建て替え中の肱川橋はまだそのまま。

 

そこで、川沿いに、

萩を植えることにした。

 

 

萩は、マメ科植物なので、肥料がいらない。

世話のいらない多年草である。

 

人間の命より長く生き続ける。

その意味を込めて、

茎を、

易の正式な筮に使うくらいだ。

 

我ながら良い思いつきだった。

 

もちろん、萩を植えますよ、と知らせたりしない。

知らせたら、、

国土交通省の仕事、書類とか、調査とか、が増えるだろう。

 

いいことは

(本当にいいかどうかわからないけれど)

勝手にやらなければならない。

 

そして今年も、萩の花が咲いた。

銀行の裏と、肱川沿いに咲いた。

 

<今の運勢>

「漸(ぜん)」。少しずつ良くなる。いっぺんにしようとしないこと。ゆっくり向上していく。