私たち夫婦には、

フランスのトルーズに住む女の子、

と言っても、

もう娘さんが高校生だから、

相応の年だが、

私たちの中ではかわいい友人がいる。

 

たまに手紙をくれる。

バカンスで、

イタリアの靴の先のシシリー島に行った

と報告してきたことがある。

 

シシリーの町。マフィアがまだ住んでいるかあとで調べてみよう。

 

だから、友人2人が靴先とかかとに行ったわけで、

関係はないけれど、

何となくあいつら二人、楽しんでるな、

と思った。

 

さて、彼のほうは

アドリア海沿いに北上してバーリーへ行った。

バーリーは重要な船舶寄港地。

 

なるほど、セルビアやアルバニアやギリシャが対岸にあるし、

遠いエジプト方面からも、

ここに来るのが

地形的に良さそうだ。

 

ここで

決裁権限がある駅員を探して

掛け合った。

この判断はよかった。

キーを叩いて奮闘してくれた駅員から、

ベネチアの手前のリミニまでのキャンセル切符を手に入れることができた。

 

レッチェのサンタクローチェ聖堂。彼の写真は印刷なので、改めてネットで探した。

 

彼はイタリアのかかとのレッチェの町にたどり着く前に、

北部のヴェローナの町を通っている。

 

そのヴェローナには10年前に来た。

ヴェローナ、そこは、

「ロミオとジュリエット」の舞台となった町である。

 

ジュリエットの家が残っていて

その家の前にジュリエットの像が立っている。

 

 

ジュリエットの家。あのテラスも実在している。

 

その胸に手を当てて祈ると恋がかなう

という言い伝えがあって、

多くの娘たちが触れて、光っている。

 

「ロミオとジュリエット」

の悲恋の話を

はるかイギリスで伝え聞いて

シェークスピアはあの脚本を書いたのだ。

 

・・ここまで紀行文の2枚目の最初。

 

<近日中の運勢>

節。1つ1つやり遂げながら進むとき。めんどうでも頑張ろう。2度や3度の困難など突破せよ。だめだと思うときがあるかも知れないが、その先、突然、幸運がやってくる。