かつて山手線の電車に座っていたときのこと。

向い側の女性2人が傍若無人の態度でおしゃべりをしていた。

突然、隣に座っていたみすぼらしい服装の男が横のその女性の頭を叩いた。

思わず止めようと腰を浮かしたが、

女たちは黙り、

男は今まで通り前を向いてじっと動かなくなった。

 

人間は動物の一種である。

特に男はストレスに反応する。

養護施設での犯人の行動も、ストレスから逃れたい、ストレスの原因を消したい、という強迫観念がもとである。

 

してはいけないという理性も犯人にはあった。

事前に周囲の人にやるぞやるぞと話していた。

止めてくれと言う合図である。

 

アメリカでネズミの実験が行われたことがある。

狭い空間に多すぎるほどのネズミを入れると、

やがて、隣に噛みつき、あるいは異常な性的行動を取り始め、最後は殺し合った。

 

現代人間社会も、そのネズミ空間と同じである。

 

ここに占いを持ち出すのは何だけれど、心の癒しにこれほど役立つものはない。

実用面はもちろんだが、易には心理的な効用も、論文に書きたいほど、ある。

 

<近日中の運勢>

良いことを思いつく。ぜひやってみよう。ただし、忘れ物がないようにチェックすること。