ガンとキラー細胞

人のからだは内臓も筋肉も骨もぜんぶ少しずつ入れ替わっている。

何兆個もの細胞が順次入れ替わるのだから、その中に異常な細胞が生まれるのはふつうだ。

異常な刺激によって異常な細胞が生まれることも分かっている。

酒やたばこ、熱い飲み物、大気汚染、塩分まで、何でも刺激になって、刺激が多いほど異常細胞が生まれる。

細胞は増殖するように作られている。

だから、その異常な細胞を取り除いておかなくてはそれが自分で増殖してしまう。

 

異常細胞を取り除くのがキラー細胞である。

キラー細胞は異常細胞を探知して集まってきて取り除いてくれる。

残念ながら、キラー細胞にも弱みがある。

実験で証明されているのだが、不思議なことに、その人の精神が弱いとキラー細胞の働きが悪くなる。

まわりでガンにかかった人を観察してみると、やはり、イライラする人はガンにかかりやすいようだ。

 

私も、職業柄だろうか、一日に一回くらいはイライラくよくよすることがある。

ただ、すぐ忘れてしまうので助かっている。

キラー細胞が働き続けてくれることを願っている。

 

＜近日中の運勢＞

「升（しょう）」の卦。何事もうまくいく。ただし最初だけはていねいに心をこめてミスしないように注意しなければならない。あとになるほど順調である。