私のいちばんの友人だった男は多臓器不全で亡くなった。
長崎の大きな家の長男だったが、葬式のあと、妹さんなどの話では、結婚するまでは、家では非常に気難しかったらしい。
私と友人関係を築けているのが不思議なくらいだったそうだ。

銀行の裏に植えたタラ。芽をテンプラにする。増えすぎて先日、半分以上切った。

むかし、肝臓ガンになったから、死ぬ前に会いたいと連絡があった。
長崎大学の病院に見舞って、その場で易と手相とを観てやった。
(なくても占えるが、筮竹を持って行った)
ガンではない、誤診だと教えてやった。
やはり、私の占いのほうが、医者の診断より当たっていた。
内臓が弱っているだけだった。

退院したあと結婚し、子どもも2人生まれて幸せだった。
しかし、その子どもが20歳になったころ、また体調を崩した。
こんどは忙しくて、会いに行けなかった。
無理したら行けたのだが、もっと都合のいいときにゆっくりと行きたかった。
亡くなったと連絡を受けたときは、しまった、と思った。
多臓器不全だから全身性のガンである。
後の祭りである。

この友人も、①の男も・・どう言えばいいのか・・立派すぎて、厳しすぎた。
頑固者はガンになる、と言った方がいいだろうか。

小梅が鈴なりになっていたので、全部採って、ヘタを取って軽く水洗いして、今ザルに干している。梅干しにするつもりだが、できるかどうかはわからない。この毛虫が100匹くらいいた。木をゆすると驚いて、このように糸を出してぶら下がる。全部、下に落としてやった。最近、近所で大橋の工事をやっていて、その騒音で小鳥が庭に来なくなり、虫を食べてくれない。

かつて、①の男は、私に、綾小路きみまろの漫談をが面白い、と教えてくれた。
リンク観客として写っている女司会者のファンだったのに、仕事を辞めて自殺してしまった。

あの男は、あれほどしかつめらしい顔をして頑張っていたのに、家では、毎日、きみまろのCDを聴いて、笑い転げていたのだ。。
だから、ガンに掛っていても、数年以上生き伸びることができたのだろう。
友人も便りで、今日は大笑いしたと書いてきたこともある。
しかし、短大の講師として、留学生に(英語で)日本語を教えるだけでは、一家6人を養うのは大変だったろう。
その苦労が、日々の笑いを少なくしていたのかも知れない。

これはレモン。鉢植えにしていて葉がぜんぶ落ちてしまい、枯れたようなので、ダメもとと思って地植えにして水をやっていたら、花が咲き始めた。しかしこれは咲き過ぎだ。どうすればいいのだろう。

占い的に考えると、笑いは陰気(いんき)をのけてくれる。
(ネットで検索すると、医学的な研究でも、笑いがガンを消す効果があるそうだ)
ぜひ、笑って生活したいものだ。
深刻な人生なんてつまらない。
心から笑えなくても、笑うまねだけでよい。
緊張して生活することはやめて、にこにこ生活が得だ。
顔に生気が出れば、もうだいじょうぶだ。

裏で育てている野菜。1つ59円、消費税なし。簡単サラダとして外側から葉を採って使うために買った。


1年ほど前に、近所の女性に、うちの裏の堤防の手前の小さい水路に、土や雑草があるのを、のけてはどうかと注意された。
私は、気にならなくて、というより、これがあるからこそ雨水がこされてきれいになり、肱川に澄んだ水が流れて行くと思って、そう返答したが、ぜんぜん納得しないようだった。
水路にゴミがあるのをちらっと見て気にする人もいるのか、誰も見る人がいないのに、と思っていたら、その女性がガンになってあっという間に亡くなってしまった。
いま思い返せば、あまり笑わない人だった。
その家には、私もたいへんお世話になっているのだから、はいはいと言っておけばよかったのだが、よけいな反論をしてしまった。
現在では、その方のいう通り、水路の土と雑草を取りのけて、水はけを良くしている。

堤防の手前の水路とスコップ。このスコップは田舎の野菜売り場の隅っこにあったのを家内が100円で買った。サビだらけだがけっこう使える。

<近日中の運勢>
まず腹ごしらえ。そして対話。食事しながら話すことはたいへん良い。何でもうまくいく。ただ大事は少し時間を置かなくてはならない。要するに、まず食べること。食べてからあとのことを考えれば良い。なお、紅茶やお茶で休憩をするのもよい。

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