愛媛県の南予地方には人がほとんどいなくなった村落がある。
この↓曹洞宗の寺は、屋根も立派にふき替えられてて、村の人々がどんなに大切に寺を守って来たかがよくわかる。
しかし、今、下の集落は空き家が半分以上、この数年の過疎化はすさまじい。
人がいないのだから、寺の収入はほとんどないだろう。
寺を何とかしたくても、残った人も自分が生きるのに精いっぱいである。

↓これは寺のすぐ下にある小学校、もちろん、生徒は数年前からいない。
子どもがいなくなれば、親もいっしょに出て行ってしまう。
地方の学校の統合が、過疎化を加速させている典型である。

その山村からの帰り道↓、道路はどこも立派である。
子ども達がつくった案山子(かかし)がかえって寂しさを感じさせる。

↑山田なので、労働の割に収穫がない。

山を越えなくても、トンネルができたので、早く町に出ることができる。
しかし、村に人がいなくなったのだから、トンネルの利用者は少ない。
せいぜい、米、いも、タケノコ、山菜などを積んだ軽トラックが走るが、新鮮な野菜は町の周辺の農家が作るので、遠いここから白菜などを運ぶことはない。
漬物を作る技があればいいのだが、その伝統がないので技術を伝えてくれる人はないし、やる気がある若者がそもそもいなくなっている。
話しかけてみようかとも思うのだが、門外漢だから、つい挨拶だけでパスしてしまっている。

<近日中の運勢>
狭い場所に入り込みたくなっても頑張って広い場所で活動したほうが良い。閉じこもるとそこから出られなくなる。なろべく外で人と接するのがよい。また、むだづかいをしてはならない。今は困難でも頑張れば、時がたつにつれて、よくなっていく。今は嫌な環境にいても我慢しよう。

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