私がまだ高校生の時の話だ
電車に乗ると思い出す…
トイレの出来事
その日の私は体調が悪かった
お腹微妙なだ…と思いつつ家を出る
電車で40分、そこから歩いて30分だの通学だ
4駅目に到着したとき、私にビックウエーブがやって来た
とてつもない腹痛、でる冷や汗
不味いと思い途中下車して駅のトイレへ駆け込む
…イッパイである
10分待っても空かない
ノックしてもダメ
諦めて再び電車に乗る
そこで私はあることに気がつく
(そうだ、社内にもあるじゃん！)
しかし、そこも空いてなかった…
我慢の限界で何度も何度もノックをした
回りの人も心配そうに声をかけてくれた
目的の駅に着くので諦めると
トイレのドアが開いた
そう到着駅についた瞬間だった
私は、一瞬悩んだが仕方がなく駅のトイレを目指した
ここもイッパイである
学校のトイレなら空いているだろと思い、向かう
しかし限界の私は…
タクシーに乗った
運転手も私の顔の色を察したのか、短い距離だが乗せてくれた
(ワンメーター付近だと乗車拒否もある)
そして私は…解放された
あの時の苦しみ、焦り、解放感
今でも電車に乗ると思い出す
そして、その日から大滝さんの鞄には正露丸が入っているのであった