ウラジミール・プーチンとパミャーチ
―プーチンにあって小沢一郎にないもの
(6)
ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳
「第3次世界大戦」最強アメリカVS不死鳥ロシア(成甲書房、2005)
の第3章、第6章、第7章から引用。
第3章
政府を転覆させる邪悪な人々
……
ロシア最高司令部と旧KGBが行政機構改組の責任を負っているということにワシントンは気づいていなかったようだ。パミャーチ(PAMAYAT)の情報源によると、当時きわめて大がかりな改組が内務省で進んでいた。強固で準軍的な警察力を統轄し、それをKGB、軍、強力なロシア国家主義者組織「ソユーズ(soyuz)」の下に置いた。
ソユーズは上級及び中級の陸軍士官から構成され、その中心人物ビクトル・アルクニス大佐が劇的な改組、愛国にとって脅威的な大成功を担った。
ソユーズはパミャーチや全ロシア党と直接つながっていて、ロシア国軍トップの将軍たちがそのメンバーとなている。こうしたきわめて重要な展開をアメリカのニュースメディアは全く無視していた。(139頁)
第6章
ペレストロイカで再現された略奪三昧
……エリツィンの略奪三昧とロシア人民からの搾取を阻止する手段は、愛国者組織「パミャーチ(PAMAYAT)」とその姉妹組織「ロシア国家記念委員会」の介入だけだった。(239頁)
第6章
フランス情報部機密文書は何を語るか
プーチン大統領が二〇〇〇年に「パミャーチ」の支援を受けて権力の座に就き、一九九〇年代のきわめて破壊的な「民営化」に隠れて大がかりな強盗が跋扈(ばっこ)した無政府状態の経済に代えて、「法の独裁制」を取り入れることを誓った。ロシアの資産を奪う寡頭支配者に対する彼のメッセージは明白だった。大がかりな強盗とロシア資本の輸出に鉄槌が下されようとしていた。(252頁)
第7章
ブッシュの挑発、プーチンの忍従
……
ロシア人民は、アメリカが信頼に足る友人だとはもう考えていない。「パミャーチ(PAMAYAT)」の発表する数多くのレポートでは、この認識を前面に揚げている。NATO=アメリカによるセルビア攻撃で受けた屈辱は軍首脳にとっては許しがたく、プーチンの説得によって、セルビアに対するNATOの蹂躙(じゅうりん)をもたらしたアメリカとの対決を主張する将軍たちの行動が辛うじて抑えられている。プーチンはELFスカラー兵器を完全実用化する猶予を科学者に与えるために耐えるように懇願したのだ。(273頁)
ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳
「第3次世界大戦」最強アメリカVS不死鳥ロシア(成甲書房、2005)
引用終り。
上記に「ELF(極低周波)スカラー兵器」とあるが、私はマイクロソニック兵器はあくまでもヘルツ波ではないかと思っている。誰かわかりやすく教えていただきたい。
助けてくれぇ! 大槻義彦教授。
私はテレビ出演しているタレントでは大槻教授のファンの一人である。…が、彼の考えをすべて信じている訳ではない。
(つづく)
四王天兼続記
Soviet's Infamous Woodpecker Assembly
ウッドペッカー(キツツキ)、ソ連の悪名高き構造物
http://cognitivetransformation.blogspot.com/2010_08_01_archive.html
これは昔の写真だが、今はもっとすごいらしい。
参照;
「コールマン博士・最後の警告」
第三章 静かなる殺人兵器、ELF放射線を知っているか
144~200頁
極低周波(ELF)とは毎秒二〇万サイクル未満の電波をいい、人体に致命的な影響をあたえることが知られている。これはELFが人の脳波のリズムと容易に共鳴するためで、高周波よりもその影響は大きい。
一九三〇年代に行なわれたタイプのELF実験は大幅に近代化されてきているが、研究のほとんどは旧ソ連/ロシア、イギリス、アメリカの軍事施設で行われたものだ。
ELF兵器は一九五〇年代に電磁対人兵器(EP)と並行するかたちで開発されたが、これをやったのは旧ソ連のみであった。・・・・・・(144頁)