南大隅町の根占市街地と佐多を結ぶ辺田(へた)街道、海と山に挟まれた細長いなだらかな丘陵が美しい田園風景を見せる。
今、街道沿いは、赤、白、黄色の彼岸花が咲き乱れ、青い海の色と美しいコントラストを見せている。

その辺田街道の入口の集落、原集落の街道沿いに30体のかかしが立っている。
原集落の老人会の方々が趣向を凝らして作ったものである。
佐多岬に向かう観光客の目を楽しませている。
今年で二回目、去年よりも全体的にレベルアップしている。去年は、多くの方々が、ブログやフェイスブックで取り上げ、大きな反響があり、これを素材とした面白い写真や記事を見ることができた。
クリック⇒ 去年のかかし祭り
今年はどんなリアクションが見られるでしょうか。」
原集落の老人会の方々の力作をとくとご覧ください。
最初が今年のグランプリ、小浜班の『孫ん子と芋ほい』です。老婆と、手に沢山のカライモを抱えた孫、ほほえましい光景

次は、「今夜、夢に出て来るで賞」の小田班の作品

次は新婚旅行に出発するのでしょうか。原バス停で待つカップル

「交通安全はみんなの願い」

はるか向こうに目をやれば、軽トラの近くで鍬を手に、ご婦人が一人、近づいてよく見てみないと、とてもかかしとは気付きません。よく作ってあります。

後ろ姿がとても気になります。何か意味ありげに遠くを指さし、誰かを待つのでしょう。

「マッちゃんとおヨネ」、ヒョットコでした。

原集落の『無人市』の横の土手を草刈する男女、微妙な足の形までよく気を配って作ってあります。

道路向かいには、先ほどの妙齢の女性かかし、気になって仕方がありません。
交通事故には気をつけましょう。
「安全運転で高齢者を守ろう、辺田道路」

仲のいい事、お互いの手を相手の膝の上において、羨ましい!

おじいちゃんと孫たちでしょうか。遠くを指さし、自分の田んぼの場所を教えているのかもしれません。網と虫かごも持っています。

カーブの向うに誰かいます。
ナイス、ロケーション
草刈をするご婦人、向うに丸峯岬が見えます。

土手の彼岸花が、かかしを引きたててくれます。

この時期、各地で「かかし祭り」を見かけるのでありますが、ここのかかしは一味違っている。
大かたのかかしは見る人に対して前向きに立っているのが普通であるが、原集落のかかしは向きが様々で、後ろ向きのかかしは、見る人の想像をかきたててくれる。
私が小さい頃のかかしと言えば、コメを食べにくるスズメよけのかかしで、遠くからみて人間の形をしていさえすればよかったのであるが、今は見る人の目を楽しませ、郷愁を誘う秋の風物詩となっている。
原集落のご老人の皆さん、来年も、再来年も、いつまでも楽しませて下さい。
当分、立っているでしょうから、出かけてみて下さい。
わざわざ出かける価値はあります。