痩身エステに興味があるけど、メニューを見るといろいろな種類の機械を使った施術があって迷ってしまいますよね。

その中でも特に人気があってよく見かけるのがキャビテーションとラジオ波ではないでしょうか。

ではキャビテーションとラジオ波の違いは何なのでしょう?

それぞれどういうメカニズムで痩せられるのか、そしてどのような効果があるのか知りたいですよね。

キャビテーションとラジオ波、どちらを選んだら良いのか判断するために、こんな人におすすめという例もご紹介していきますので、参考にしてみてください。

キャビテーションとラジオ波の違い

キャビテーションの大きな特徴は、脂肪を落としたい部分に超音波を当てることにより脂肪細胞自体を破壊する点にあります。

キャビテーションはもともと空洞現象という意味です。

圧力の差によって液体の中に気泡が発生する現象のことを言います。

痩身エステにおけるキャビテーションは、脂肪に専用のマシンで超音波を当てて、体内に発生した気泡が弾けるエネルギーで脂肪細胞が破壊する施術です。

壊れた脂肪細胞は血中へ溶け出し、リンパ管や血管を通じて体外へ排出されやすい状態になります。

一方、ラジオ波は高周波の電磁波を利用した施術です。

高周波を当てることで体内に熱を発生させ、冷えて固まった脂肪を温めて燃焼しやすくしたり、代謝を上げたりする効果を得られます。

ハイパーナイフ、サーモシェイプ、インディバも痩身エステ関連でよく聞く言葉だと思いますが、それらもラジオ波(高周波)を利用したマシンの機種名です。

ハイパーナイフでは従来のラジオ波よりもさらに高い電磁波を体に当てて、脂肪を温めて代謝をうながします。

ラジオ波は通常30KHz~60KHzのものが多いですが、ハイパーナイフから出力される高周波は1MHzです。

電磁波は周波数が大きいほど体の奥で熱を発生させることができますが、脂肪にアプローチするという点においては1MHz辺りで最も効果が高くなるという研究もあります。

ハイパーナイフは脂肪を効率よく温めるので施術時間も短く済みます。

40.68MHzの周波数を利用しているサーモシェイプはもう少し深い部分の脂肪まで熱が届くというメリットがあります。

インディバは0.448MHzの高周波によってジュール熱を発生させて血流改善やデトックス効果をもたらします。

しかし、これらハイパーナイフやサーモシェイプ、インディバは高周波を利用した美容機器であることに変わりなく、キャビテーションのように脂肪細胞自体を減らしてくれるわけではありません。

キャビテーションは脂肪細胞自体を破壊するものであり、ラジオ波は脂肪の燃焼や代謝を促進する施術と言えます。

それぞれ痩せるためのアプローチの仕方が異なるのです。

キャビテーションとラジオ波には本当に効果があるのか?

痩身エステで人気のキャビテーションは体内の脂肪細胞に直接アプローチして溶かしてしまうため、高い痩身効果を持っています。

ですので、セルライトの分解や部分痩せに向いています。

セルライトとは、肥大した脂肪細胞と代謝が悪くなり排出されなかった老廃物が一緒に凝り固まったもののことです。

肌表面にデコボコになって現れたセルライトは脂肪と老廃物が強く結びついてしまっているので通常のマッサージなどで落とすのは困難です。

また部分痩せもセルフダイエットで効果を出すのが難しい痩せ方です。

なぜなら食事制限や運動などで脂肪を落とそうとしても、脂肪は均等に燃焼されてしまうからです。

しかしキャビテーションならば集中的に痩せたい部分だけに超音波を当てることができるので、気になる部分を中心に脂肪を落とせるのです。

セルライト除去も部分痩せも、ねらった部分に対してキャビテーションを当てることで大きな効果を得ることができるということですね。

もう一つ、痩身エステで長年の人気を誇っているラジオ波は、キャビテーションと違って脂肪細胞に直接アプローチするわけではありませんが、新陳代謝を向上させるので、間接的な痩身効果を期待できます。

ラジオ波は高周波を当てることにより体の内部で分子同士の摩擦を起こして熱を発生させます。

筋肉量が少なく代謝が悪い方でも機械で体温を上げてリンパの流れや血流をうながし、脂肪燃焼しやすい状態にすることができます。

それに伴う副次的な効果として、血行の改善による肩こりや腰痛などの症状緩和も挙げられます。

また周波数の低いラジオ波には美肌効果もあります。

皮膚の奥で熱を発生させ熱損傷を与えることで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸など真皮を構成する成分を作り出す線維芽細胞を刺激すると言われています。

コラーゲンなどが増えることで肌のハリ感がアップするとともに、シミやくすみ、むくみといったエイジングの悩みへの効果も期待できます。

キャビテーションとラジオ波はこんな人におすすめ

以上のような違いを踏まえて、キャビテーションとラジオ波、それぞれの施術方法がどんな人に向いているか、具体的な例を見ていきましょう。

自分はどちらに当てはまるのか確認してみてください。

キャビテーションに向いてる方

短期間で成果を出したい方

キャビテーションは専用の痩身マシンで体の脂肪に働きかけて老廃物と一緒に脂肪を体の外へと排出しやすくします。

そのためキャビテーションは短期集中で成果が目に見えやすいです。

早い人ならむくみなどが取れて一回目から効果を感じることができます。

結婚式でドレスを着たい、旅行に行くので水着を着たいなど、この日までに急いで痩せたいという方は短期間で計画的に施術を受けるようにしましょう。

部分痩せをしたい方

食事制限や運動など通常のダイエットでは体脂肪は均等に燃焼されてしまうため、部分痩せは難しいとされています。

しかしキャビテーションはセルフダイエットでは難しい脚痩せ、二の腕痩せなどの部分痩せも可能です。

なぜなら集中的に痩せたい部分だけに超音波を当てることができるので、気になる部分を中心に脂肪を落とせるというわけです。

下半身太りが気になってスリムなパンツが履けない、久しぶりに着ようと思ったワンピースのお腹周りがきつくなっていた、二の腕の肉が見えるからノースリーブが着られない、などせっかくおしゃれしたくても体型のせいで着られない服があるという人にもキャビテーションはおすすめです。

ダイエットの度にリバウンドしている方

キャビテーションは体内にある脂肪自体を減少させる効果があります。

一度壊れた脂肪細胞は再生しないため、キャビテーションで脂肪を壊してしまえば脂肪の数自体が減り、リバウンドしにくくなると言われています。

ですから、これまで何度もリバウンドを経験してきたという方にもキャビテーションはおすすめです。

ラジオ波に向いてる方

冷え性の方

冷え性の場合、普段から体温が上がりづらいので脂肪の燃焼がスムーズに行われません。

汗もかきづらく、なかなかダイエットの結果が出ないと感じている人も多いでしょう。

しかしラジオ波は体温が上がりづらく代謝が落ちている方でも内部から体を温めることができます。

さらに継続して施術を受ければ体質改善にもつながります。

基礎代謝が上がるので冷え性の症状も良くなって、痩せやすい体になれるでしょう。

脂肪量が多い方

体についた脂肪は食べすぎや冷え、運動不足などが原因となって余ったエネルギーが消費されずに蓄積したものです。

冷えや運動不足は代謝を低下させ、さらに脂肪が増え、ますます代謝も落ちるという悪循環に陥ってしまいます。

ですから代謝を上げてくれるラジオ波は基礎代謝が落ちてしまって脂肪の量が多い人に向いている施術と言えるでしょう。

ラジオ波で血行を良くして代謝を上げれば自然と脂肪の燃焼効率も上がるので、どんどん痩せやすくなっていくことができます。

フェイシャルエステを希望の方

エステで使用されるキャビテーションマシンは市販のものとは違って強力なため、顔のようなデリケートな箇所に使うことはできません。

顔のむくみやたるみなどの改善を希望するのであれば、ラジオ波を利用しましょう。周波数の低いものであれば表皮への効果が高く、美肌効果も得られます。

その他痩身効果を高める方法

せっかく痩身エステサロンに通うなら痩身効果は最大限まで高めたいですよね。

キャビテーションとラジオ波を痩身エステで受ける際の痩せるコツと、さらにダイエット効果を高めるために帰ってから自分でできることをご紹介していきます。

キャビテーションとラジオ波は同時に行うことでさらに効果が出やすい

ここで注意しなければならないのが、キャビテーションは脂肪やセルライトを破壊して体外へと排出しやすい状態にはしてくれますが、それだけで体重が変わったりサイズダウンしたりするわけではないということです。

キャビテーションによって血中へ溶け出した脂肪や老廃物を体の外へ出す必要があります。

そのときにラジオ波など血行を促進してくれる施術を一緒に受けることで、脂肪や老廃物がよりスムーズに排出されます。

キャビテーションとラジオ波は一緒に組み合わせて施術を受けるのが理想的です。

過度な食事と飲酒を避ける

キャビテーションやラジオ波の施術を受けても、その後に食事で糖質や脂質を過剰に摂取してしまうと、せっかく消費したエネルギーが相殺されてしまいます。

特に痩身エステの施術によって血行促進、脂肪燃焼を行なった直後は、その急激な脂肪消費を体が本能的に飢餓状態と勘違いしてしまいます。

このとき、栄養やカロリーを欲している状態で体内に食べ物を入れると、吸収率も良くなり、脂肪に変わりやすいのです。

キャビテーションやラジオ波を受けた後は水分を多くとって血液に流れ出た溶けた脂肪や老廃物をなるべく早く体の外へ出してしまいましょう。

そして食事は施術後2~3時間経ってから、なるべく脂肪燃焼効果が期待できて消化がしやすいものを食べましょう。

施術を受けたからと安心して、カロリーの高い食事やお菓子をたくさん食べてしまうと、逆に太ってしまいかねません。

暴飲暴食はせず偏った食事は見直しましょう。

適度な運動を心がける

キャビテーションやラジオ波の効果は、施術後に自分で運動を行うことでさらに高めることができます。

どちらの施術後も血流が良くなり代謝が向上している状態ですので、運動による脂肪燃焼も効率が良くなっています。

特にキャビテーションによって壊れた脂肪は血中へと溶け出して体外へと排出されますが、この効果は、個人差があるものの施術後3~4日ほど持続すると言われています。

この期間はキャビテーション施術を受けて溶けた脂肪がエネルギーとして消費しやすい状態になっています。

よって施術後3〜4日間の痩せやすいこの期間に、ジョギング、水泳、エアロビクス、サイクリングなど、ある程度時間をかけて少~中程度の負荷をかけて行う有酸素運動をすると効果的です。

痩せやすい時期を選ぶ

ダイエットについて検索していると「生理中は痩せにくく、生理後は痩せやすい」という情報を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

生理中はホルモンバランスが変化して基礎体温が低くなり、同時に体内に水分をため込もうとするため血行不良や冷えが起こりやすくなります。

そのためキャビテーションやラジオ波の大きなメリットであるデトックス効果を得られにくく、ダイエットには向かない時期です。

また痛みへの不安などを持ちやすく、普段よりリラックスして施術を受けられないことも施術の効果を低下させてしまいます。

逆に生理が終わると痩せやすい時期がやってきます。

生理終了から排卵までの約7日間がこの期間にあたります。

体がダイエットに最適な状態になっているこの期間にキャビテーションやラジオ波などの施術を受けるようにしましょう。

また意外かと思うかもしれませんが、冬に比べて春夏は痩せにくい季節です。

夏は露出が多い季節だから痩身エステで痩せようと思って施術を受けてもすぐに効果が出てくれないこともあります。

冬は外気温が低いので体温を維持するためのエネルギー消費が多くなりますが、逆に夏は外気温が高く、体温を維持するためのエネルギーが小さくなってしまいます。

夏に暑いからといってダラダラ過ごして代謝が落ちてしまうと、むしろ太りやすい体になってしまいますので注意が必要です。

痩身エステの効果を最大限に活かしたいなら、春夏の露出の高い季節に向けて秋冬の間から痩身エステに通い始めるのも一つの手です。

--------------------------------------------------------------------------------------
完全個室のプライベート空間CHARME(シャルム)。
最新のハイパーナイフEXを導入。施術前と後でボディラインの違いをご実感ください。
サロンに来ていただいた全てのお客様に「感動できる結果」と「満足」をご提供できるように、
グラントエスティシャンがお客様のコンディションやお悩みに寄り添います。

キャビテーション痩身やキャビ×ハイパー痩身など
多数のコースもご用意しております。

【西梅田×痩身エステ】シャルム(charme)

大阪府大阪市北区堂島1丁目5−30 堂島プラザビル B1F
06-4400-1520