商品購入時に、紛らわしい表記を見かける機会が増えています。
 中には意図的に仕組まれた物も含まれ、手口も巧妙化しております。

 この話も、その一例になるのですが、気にしない方はとことん興味の無い話になるかもしれません。






 『 Made in PRC 』との表記を調べてみると、どうも2008年頃から始まり、2011年に拡大、現在も増加傾向であるとのことです。


 現在でも、アパレル(衣料品)、ホームセンター等で店員に問い合わせる方も居られるそうなので、簡単に解説して記事を紹介したいと思います。






『 PRC 』とは?


 『 PRC 』 もしくは 『 P.R.C. 』 と表記されていますが、同じ 『 国家 』を指しています。

 『 PRC 』とは、People's Republic of China (中華人民共和国の国際登録名) の略です。


 何のことはありません、『 Made in China 』 の別表記です。

 回りくどいですが、そのまま丁寧に日本語にすると 『 中華人民共和国製 』 となります。






 つまり、中国製ってことです。






 色々書きたいこともありますが、そこは 『 大人 』 になって・・・、記事を紹介します。
 
 なぜ? そのような紛らわしい表記になるのか? 疑問に答えてくれる記事です。


Made in ChinaからMade in PRCで中国製品売り上げ増

2013.04.13 07:00


 4月に入り、春の陽気を感じる日も増えつつある中、隣国・中国からやってくる商品たちにも「静かなる衣替え」が進んでいる。

 ホームセンターなどで、商品タグやバーコード周りに書かれた原産国表示を見ていくと、「メイド・イン・PRC」と表示されているものが目につく。

 PRCとは中華人民共和国の英文名「People’s Republic of China」の略。つまり、おなじみの「メイド・イン・チャイナ」と何ら変わらないわけだが、どうして、わざわざ分かりにくい表記をしているのか。

 中国企業に詳しい在中ジャーナリストが語る。

「古くは毒入り餃子事件などもあり、もともと日本人の中国製品に対する信頼は限りなく低かった。そこに尖閣諸島やPM2.5の問題が起きたから、今や『メイド・イン・チャイナ』のイメージは過去最悪です。その中で自社製品の売り上げへの影響を少しでも軽くしたいと考える中国企業の窮余の策なのでしょう」

 当の中国企業はどう考えているのか。日本企業から商品の生産委託を受けているという中国企業の幹部に話を聞いた。

「アメリカをUSAと書くのと同じ。どっちも中国っていう意味だけど、PRCのほうがちょっとカッコいいだろ? 特別な意味なんてないよ。えっ? 売り上げ? 変えたら伸びたね」

※週刊ポスト2013年4月19日号


↓元記事 Newsポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20130413_181577.html



 (´・ω・`) ・・・ ・・・







 それでは大人の解説を致します。






 客観的に、『 中国製 』 『 Made in China 』 と明記すると・・・


 どうやら、世界で『 Made in China 』では売れなくなってきていることを認めています。



 最後に「『 Made in PRC 』 なんてあるの? 見たこと無いんだけど・・・ 」 とおっしゃる方へ。
 
 主にホームセンター等の日用品、衣料品において出回っています。
 証拠としてインターネットで、さっくりですが画像をかき集めてみました。





オオルリのブログ

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 色々紹介しましたが、PRC = 中国 とだけ覚えておいて下さい。


 以上、購入時や入荷寺の判断材料としてご活用下さい。