仕事でもよく見かける光景。
 言った言わないの醜態・・・。しかし、これ、世界が注目する外交。
 




<日本側>

「国益損ねて参加せず」=TPP交渉で首相―首脳会談、米側発表を否定・参院予算委

2011年11月15日10時6分

 野田佳彦首相は15日午前の参院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加方針を表明したことに関し、関係国との事前協議の結果によっては参加しない可能性もあるとの認識を示した。自民党の山本一太氏が「交渉に参加しない選択肢もあるのか」と質問したのに対し、首相は「何が何でも、国益を損ねてまで参加することはない。百パーセント、とにもかくにも(参加)ということではない」と述べた。

 鹿野道彦農林水産相も、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や日米首脳会談での首相のTPP交渉をめぐる発言について「私は交渉参加を前提とするものではないと理解している」と述べた。

 首相はまた、自身が日米首脳会談で「全ての物品、サービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せる」と発言したとする米側発表について、「一言も言っていない」と否定。発言がなかったことを米政府も認めていると指摘した上で、発表の訂正は求めない考えを示した。 

[時事通信社]


↓元記事 Asahi.com
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201111150021.html







いつものごとく、政治ショーが始まった・・・。

私自身は、もう見飽きた。





<米国側>

米側、TPPの発表文は正確「修正しない」 日米会談

2011年11月15日10時46分

日米首脳会談での野田佳彦首相の環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る発言について、米ホワイトハウスのアーネスト副報道官は14日の会見で、ホワイトハウスの発表文は正確との認識を示し、「修正するつもりはない」と話した。

 ホワイトハウスは12日、会談について「すべての品目とサービス分野を貿易自由化の交渉テーブルにのせるとの野田首相の発言を、オバマ大統領は歓迎した」との発表文を出した。日本政府は「会談の場では、そのような発言はしていない」と反論していた。

 朝日新聞の取材では、野田首相は、重要品目に配慮しつつ、全品目を自由化交渉の対象にする、とした昨年の政府方針に言及。「この基本方針に基づき、ハイレベルな経済連携を目指す」という内容の発言をした。

 アーネスト氏は発表文について、「オバマ大統領と野田首相との私的な協議、そして野田首相らによる広く知られた宣言に基づくものだ」と説明。ホワイトハウス側は、野田首相が、全品目を自由化交渉の対象にするとした「基本方針」に直接言及していることから、発表文の趣旨は正確と判断しているとみられる。(ホノルル=尾形聡彦)
 
 
↓元記事 Asahi.com
http://www.asahi.com/international/update/1115/TKY201111150139.html



 外交が喧嘩では無い と誰が言い切れるのだろうか?
 むしろ、外交を高尚な場だと、勝手に日本人が幻想を抱いている。
 
 そちらの方が、恐ろしい・・・。





 政治ショーを見せながら、反対派を押さえ込もうとするのが、今までのセオリー。

 慎重・反対派は、問責決議?
 不信任決議に替えて、さっさと出せ!