その3からの続き・・・
↓Wikileaks ウィキリークス 点と線 その3
http://ameblo.jp/ooruri777/entry-10763999934.html


実は、ウィキリークスの情報として、待っていたのは今回の情報ですが。
さすがに、肯定も否定も出てきませんでした。
強烈な否定も出て来ないので、ひょっとして・・・、かもしれません。




疑問点 7 ジュリアン・アサンジュ氏 と ロスチャイルド家 の 点と線

まずは、2008年 ジュリアン・アサンジュ氏が「エコノミスト」誌から「表現の自由」賞を受賞している。
この一文だけだと一般人の我々にとっては、何の事は無いニュースのようだが・・・。
実は、この「エコノミスト」誌、銀行家として有名なロスチャイルド財団がかなりの出資をしている経済雑誌であり、サー・イヴリン・ロバート・エイドリアン・ド・ロスチャイルドは、1972年から1989年まで『エコノミスト』の会長だった。彼の妻リン・フォレスター・ド・ロスチャイルドは、現在『エコノミスト』の理事会メンバーでもある。

この件だけでは、弱いでしょう。まだ、あります。


次にアサンジュ氏が、ロンドン市警に出頭した時に、弁護士がマスコミの前に登場します。
名前に注目しておいて下さい。

英警察、ウィキリークス創設者アサンジ氏を事情聴取へ
2010年12月07日 09:01 発信地:ロンドン/英国

オオルリのブログ
写真上 : アサンジュ氏逮捕時に、記者会見するマーク・スティーブンス氏

【12月7日 AFP】米政府の外交公電を公表し物議を醸している内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏(39)が、英警察の事情聴取に応じる見通しであると、同氏の弁護士が6日、明らかにした。

 アサンジ氏に対しては、女性暴行容疑などでスウェーデン当局から逮捕状が出ているが、同氏の弁護士、マーク・スティーブンス(Mark Stephens)氏によると、英警察からアサンジ氏に電話があり、スウェーデン当局から同氏の身柄引き渡し要求があったことを伝えられたという。

 事情聴取は英国内で行われる予定だが、アサンジ氏が同国内に滞在しているとの憶測に関しては、スティーブンス氏は断定を避けた。

 アサンジ氏をめぐっては、スイス当局が6日、口座開設時に虚偽の申請があったとして、同氏が保有するスイス郵便局の口座を凍結している。

 アサンジ氏の国籍はオーストラリア。(c)AFP

↓元記事 AFP通信 「英警察、ウィキリークス創設者アサンジ氏を事情聴取へ」
http://www.afpbb.com/article/politics/2778202/6556097


次は、軽くフォーラムからの情報です。内容的には軽くないですが・・・。
上述の弁護士ですが、日本人にはなじみが無いのですが、実は超大物弁護士だと言うのです。

<ディビット・アイクのフォーラムから抜粋>
投稿者secretagent

04-12-2010, 10:55 AM



オオルリのブログ
写真上 : バッキンガムシャーにある 「Waddesdon Manor」

<少し意訳>

Assange's lawyer is the prominent Mark Stephens whose law firm Finers Stephens Innocent is legal adviser to the Rothschild Waddesdon Trust which is concerned with the "maintenance, improvement and payment of certain of the outgoings in respect of Waddesdon Manor (Rothschild's most prestigious property in the UK) in the Vale of Aylesbury, Buckinghamshire."
アサンジュ氏の弁護士は、著名なマーク・スティーブンス氏で、彼の運営する「Finers Stephens Innocent」法律事務所は 「the Rothschild Waddesdon Trust」 の法律顧問である。「Waddesdon Trust」は、有名なバッキンガムシャーにある「Waddesdon Manor」を資産管理している。

The Wadesdon Trust's board of trustees is chaired by the Queen''s former Private Secretary Lord Fellowes and has three Rothschild family members as trustees, Lord (Jacob) Rothschild, Lady Rothschild (his wife) and Beth Matilda Rothschild. It is domiciled 14 St James's Place in London which is also the London address of Lord Jacob Rothschild and his high profile wealth management business St. James's Place Group (formerly J. Rothschild Assurance Group).
「Wadesdon Trust」の理事会には、元イギリス王室秘書官達と、(ジェイコブ)ロスチャイルド卿、その妻ロスチャイルド夫人、ベス・マチルダ・ロスチャイルドとして3人のロスチャイルド親族がいる。
 ロンドンのセントジェームズ・プレース14番に住所があり、ジェイコブ・ロスチャイルドのロンドン居住地でもあり、セントジェームズ・プレース・グループ(元ロスチャイルド・アシュアランス・グループ)のビジネス拠点でもある。


http://www.charityperformance.com/charity-details.php?id=17426
【補足】上記リンクは、「Wadeson Trust」に関する出資比率を示すサイト



↓オリジナル David Icke Forum
http://www.davidicke.com/forum/archive/index.php/t-147282.html


 訳さなかった部分もあるが、マーク・スティーブンス弁護士は他のイギリス貴族や富豪の資産管理をしている事にも触れている。

 つまり、弁護士としては超一流になるので、単純に有名人とはいえ民間告発団体の創設者が、高額だと推測される弁護費用が払えるのか? と新たな疑問が浮かんでくる。

 掲示板からの投稿だったのだが、この一文インターネットで転載され、拡散されているのが確認出来る。


 はてさて、この話、どこまでが本当で、嘘なのか?何れ判明する日がくるのだろうか?
と思って待っていたら、こんな情報を発見しました。

 内容的な真偽はともかく、何でこんなに詳しいんだと思ったら、投稿者はジャーナリストで日本在住のアイルランド人だと書いてあり一応納得出来た。
 この話から少しずれる(点と線と言うより、複数の人物が絡み過ぎて焦点が追えない)のと長すぎる為、参考資料として別記する事にした。内容的に、世界政治(ソビエト崩壊、メディア王と国際政治)の裏側をサラリと書いてくれている。興味がある方はどうぞ。

↓【参考資料】 銀行家、寡頭支配者達、メディア王 と 告発者達
http://ameblo.jp/ooruri777/entry-10769023234.html

 ここまで、ロンドンが重なると、ヘッジ・ファンドのカリスマ、ジョージ・ソロスにも触れておいた方が良い。

オオルリのブログ ジョージ・ソロス氏は、生まれ故郷のハンガリー脱出後(旧ソビエトによる侵攻から脱出)、ロンドンに移住している。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでカール・ポパー教授(哲学者)の思想に広範な影響を受け、科学哲学の可謬主義と、社会哲学の「開かれた社会(オープンソサエティ)」に感化される。卒業後、渡米しニューヨークで哲学論文を仕上げながらも、巨大ファンド構築の下準備をする。1992年のポンド危機の際には、ポンドを空売りし続けて15~20億ドル以上の利益をあげ、『イングランド銀行(イギリス中央銀行)を潰した男』と揶揄されるほどの辣腕を発揮する。
 勿論、イングランド銀行=イギリスの中央銀行なので、潰れる=ポンドが無くなるのは、誇張した表現だ。今もポンドは健在している訳だが、世界におけるポンドの貨幣価値が実質的に失墜した事をほのめかしている。
 ジョージ・ソロス氏もアメリカで一躍有名になった人物だが、ロンドンとは縁が濃い人物だ。
 また、ウィキリークスとジョージ・ソロス氏との点と線も、その1で触れている。





 面白い事に、このウィキリークス騒動は、アメリカを中心に騒いでいるが、噂とは言え全てがロンドンで奇妙な重なりを生んでいる。舞台の中心は、イギリス・ロンドンで、騒ぎ立てるのがアメリカ。世界がメディアを通じて踊っているのが現代だ。

 実に興味深い話だ。

 その5へ・・・