9. 月面クレーターの怪
$オオルリのブログ-月最大のクレーター ヘルツシュプルング 左図は、月最大のクレーター ヘルツシュプルング。直径は 591kmもある。深さは・・・、公表されていない。ただ、写真を見て分かる通り、不自然なくらい浅い。

 まず、数の問題。月には、直径 8 km以上のクレーターが3万個もある。
 大気がほぼ無いとは言え、面積当たりの数が多過ぎる。
数の問題は、地球より古い衛星だと考えれば、つじつまが合うのだろうが。その代わり、年代測定結果を認める事になる。太陽系よりも古い衛星だと認める事になる。

 何より、直径 8 km以上に及ぶクレーターになると、衝撃は凄まじい物になるはずだが・・・、とにかく浅い。
 直径 150 kmにも及ぶクレーターでも、深さはせいぜい 3 km しかない。物理学的に説明出来ない。しかも、大気がほぼ無いはずなので、隕石、彗星などの衝撃が、月面に直撃するはずである。
 つまり、地球よりも、隕石類の衝撃は大きい事になる。しかし、深さが浅い。???な状況である。

 仮定される話は、二点。
 ①月の表面が通常(太陽系で)考えられる岩石、土壌から生成されてない  
 ②クレーターではない。人工的な(異星人工的?な)鉱物採掘現場。

 ①固い金属説 を裏付ける。アポロの噂
 宇宙飛行士が、電動ドリルで月の表面に穴をあけようとしたところ、かなり硬くてなかなかうまくできなかった。月の表面が土と岩石でできていれば、これほど硬くてあけにくいはずはない。その後の分析で、月の表面は固い金属で包まれていることがわかった。この金属は、宇宙船を造る時に使うチタンであった。このことから、月は、中心部が空洞の金属球であると推定されている。

 以上が、噂の抜粋である。
 月表面が、実はチタン合金??? 具体的にアポロ何号時で、宇宙飛行士が誰なのか。と言う情報があれば、真実味が増すのだが・・・。
 噂にしても、面白過ぎる。

 ②採掘場説
オオルリのブログ-露天掘り 採掘場 左図は、人類が行っている採掘場。階段状に掘られており、上空から見ればクレーターのように見える。勿論、円形状に掘り、段差を無くせば、少なくとも人工的な採掘であるとは、分かりにくくなる。

オオルリのブログ-採掘現場のベルトコンベアー 左図は、採掘現場のベルトコンベアー。ぱっと見、橋に見える。何も、橋は人が通る物とは限らない。
 水道橋(運河が多いヨーロッパでは多い)、鉄道の陸橋、そして、鉱物を運ぶベルトコンベアー。
 月の謎 その2で紹介したオニール橋だが、採掘現場のベルトコンベアーのような物と仮定すると、合理的な気がするのだが???
 仮定ついでに、人間が騒ぎだしたので、誰かが急いでコンベアーを回収した。とも・・・。

NASAから流出した月面の写真。解説なしでご紹介します。じっくり、ご覧ください。
UP元は、原文を張り付けると
Four of them labeled Copernicus 1 through 4 are from Lunar Orbiter 2 H-162; Spacecraft Altitude 45.9 kilometers, camera tilt 69˚20’; Frame Center Data: LAT: 5˚30’N, LONG: 20˚00W, sun elevation 24˚40’. Framelet Bearing: N86˚40’W.
と撮影状況は、はっきりしています。ただ、何の計画で、何時なのか???定かではありません。

では、コペルニクス クレーターの写真です。
(画像をクリックすると拡大します。)
オオルリのブログ-コペルニクス クレーター その1
オオルリのブログ-コペルニクス クレーター その2
どうでしょう、採掘現場跡が放置されるとこんな感じになるのでは?
とUP元サイトも書いています。私個人も同感です。

以上で、仮説の検証は終了。


話を月面クレーターの怪へと戻します。
次は、Google moonで 変なクレーターがあるとの動画。

↓YouTUBE 『 Strange crater on the Moon !!! Google Earth 』


 Googleのいたずらか???(Google Earthには、所々いたずらがされています。) ともかく、いずれ、モザイクがかかったり、削除される可能性が濃厚なので、今の内に閲覧しておく事を希望します。
 と思ったら、遅かった・・・。動画のアップは、2009年7月3日。対応が早い事・・・。

因みに、現在の 『 Google Moon 73°08'30 S ,145°40'40 W 』
$オオルリのブログ-Google moon 73°08'30 S ,145°40'40 W
客観的に、画像が変だ。とだけコメントしておく。




 最後に、パトリック・ムーア氏が、『 月面クレーター隕石孔説への反論 』 をしている。
日本語で、解説図入りで紹介してくれているサイトがあった。
紹介して、月面クレーターの怪を締めくくりたい。

 ↓ 『月面クレーター隕石孔説への反論』
 http://www.geocities.jp/lunar_sketcher/PMoore.html

 アマチュア天文家とは言え、指摘は鋭い。
 まるで、剃刀のようにスパッと一刀両断してくれている。



 いよいよ、月面人工物に触れてきました。
 UFOを語る上では、触れざろう得ません。
 次は、お待ちかねの、月面人工物関連です。

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