珍しく、UFOから離れて、天体の謎を書いてみる。
意外に知られていない(知らされていない?)、『月』が今回のターゲット。

こよみ と 月 の関係
 日本でも、明治維新まで太陰暦(旧暦)だった。
 今でも、カレンダーに残っている。六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)、四柱推命の一部は、その太陰暦の名残だ。
 しかし、六曜に関しては、明治維新に太陽暦(グレゴリオ暦)になじめない人々が、月暦に似通った六曜を書き込む事でグレゴリオ暦になじもうとした名残だと言われている。つまり、今で言うところの、サブカルチャー、カウンターカルチャーにあたると言われている。今では、すっかり冠婚葬祭の指標にされ、定着化してしまった。
 
 雑談ついでに、六曜は公共のカレンダーからは、削除されている。
 迷信であるとされ、紀元がハッキリしない点では、納得のできる話。詳しくは、Wikipediaが書いてくれている。
 ↓Wikipedia (六曜)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9B%9C

 それだけ、暦の基準に適するほど、月は正確に軌道を描いている。
 また、数千年に渡り、一つもブレていない不自然さしか確認できない。

 現代に入り、地動説も定着し、天体観測も進み、月の不可思議さが異様な程浮き彫りになる。

1. 常に同じ面が、地球を向いている
 世界にある数多くの古文書から、月が常に同じ模様である事を示す記述があるそうだ。
 月の神秘に魅せられた、古代文明の多くは、太陰暦(旧暦)を用いた。

 小学生の時に、習った記憶があると思うが、惑星、衛星には、自転、公転の運動がある。
 地球と月の、自転、公転周期がぴったり、奇妙な程、一致しないとこの現象は起こらない。

 果たして、偶然、奇跡、神秘で片付く問題なのだろうか?


2. 満月に犯罪、事故が増加する
$オオルリのブログ-赤い月 まるで、狼男の伝説を彷彿とさせる話。統計上での、不思議なデータ。交通事故も多い。
 知っている人は、満月に出かけないようにしている。(夜釣りでも、満月は釣れない事が多い。)
 しっかりした国は、こっそり、満月に警備人員を増やしている。
 主に医学、心理学者が研究しているようだが、謎は解明されていない。

 ↓AFP NEWS (満月の日には犯罪が増える?英警察発表)
 http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2235559/1659766


3. 月経
 女性特有の現象だが、女性の生理現象は、月の周期に同期している。
 なぜ、この周期なのか?明確な理由の説明を聞いた事が無い。
 勿論、現実的に周期が不安定な事は知っているが、長期的には月の周期と一致する。
 確かに、人前では憚れる話だろうが、人類永続のためには基本的に重要な話。

 人類は、月に支配されている?

4. 月は衛星としては、大き過ぎる
 地球の直径は、12,756 km、月の直径は3,467 km。
 月の直径は地球の直径の27%に相当する。

 太陽になりそこねた惑星、木星ではどうだろうか?

 木星の直径は、142,984 km、木星最大の衛星ガニメデは5,262 km。
 ガニメデの直径は水星より大きいが、木星の直径のわずか3.68%しかない。
 木星は全体的に、52個もの衛星があるが、ほとんど1%にも満たない衛星ばかり。

 気になる方は、他の惑星と衛星の関係を調べて頂きたい。
 まだ、冥王星などはっきりしない部分もあるので、何とも言えないのだが、調べると、背筋が寒くなる程、地球と月の割合が突出している。
 
 ※直径は、赤道付近の長径。数字は目安。資料によって大きさが微妙に異なるので、あくまで目安に。

5. 地球から見える大きさが、太陽とほぼ同じ



$オオルリのブログ-皆既日食 経験則から、皆知っている。
皆既日食で確認出来る。

$オオルリのブログ-ダイヤモンドリング ダイヤモンド リング

勿論、そんな異常な現象は、他の太陽系の惑星では、お目にかかれない。


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