医療スタッフとして、
 被災地で働いた看護師さんの日記 です。
 
 出発の前日、荷造りに財布やお金は不要と知ります。
 持っていても使い道はない、
 食事や睡眠は確保できないと思う事、
 トイレも仮設トイレは被災者優先と‥‥。
 「想像以上に現場は壮絶。
  甘い考えやボランティア精神の人は
  ここでリタイアしてください」とリーダーの挨拶。

 「現場ではどんな状況下でも絶対に泣かないこと。
  私達は同情しに行くんじゃない。
  看護、医療を提供しに行く。
  あなたたちが泣きたい気持ちなんかより、
  現地の方々はどんなに泣きたいか」と続けられます。

 「へたれな私はもうこの時点で
  ドヨーンとした思いでした」
 
 そうなんです。この看護師さん「ふつうの人」なんです。
 これだけ、ぼくの前置きとして憶えておいて、
 まずは軽い気持ちでいいので、読みはじめてください。
 感じ方は人それぞれです、できたら急がずにね。
 このブログで描かれている場面って、
 正直に言って、厳しすぎるくらい厳しいものです。
 でも、政治的な配慮や、駆け引きなんかなくて、
 ただそこに人がいて、できることを精いっぱいやってる。
 だから、こんなに悲しくても、
 希望を念じながらの文末があるのだと思います。