(ブログのメッセージボードに、書いた読売新聞の医療ルネサンスについて、紙面で確認もした。

本当に新聞紙上で、堂々と精神病院への(一般常識や社会通念上)不当とも思える家族による医療保護入院の体験談を、被害報告のように載せている。
その他にも、不当な入院や、病院ではない児童を保護する施設での、不適切な投薬についても書いている。

なぜ、こういうことを読売新聞が始めたのか、不可解だった。

その前にネットではなく、キワモノ系のブ○カとかではなく、普通の週刊誌で特集されたのは、2008年の週刊SPA!(中身が読める一般ブログ)で、それ以来SPA !でも他のでも見なかった。SPA !は、その前には何回か特集してたみたいだったが、2008年の以降はしてない。

私は、社会の精神科への偏見が改善され、人権意識も芽生え、ここまで言っても良いようになったのかと、最初は目出たくも思った。

よく、考えたら、その頃やその前って、小泉改革!!とかをやってた頃(小泉政権は2006まで)
経世会の支援母体は、医師会じゃなかったっけ?
だから、もあるんじゃないかなあ、と思った。

それを、考えると、読売新聞は、なんでなのかなぁ・・・? と思った。


よくわからないけど、2009年にNHK も特集で、うつ病の薬を出しすぎる事の害を取り上げていた。製薬会社営業マンに乗せられて開業してしまう精神科の経験のない脳神経科などの医師がいると、伝えていたくらいなので、
SSRI 出しすぎが、蔓延してるのは、わかってて
社会正義のためか、部数確保のためかわからないけど、薬害エイズやB型肝炎なみに社会問題化すると、予測したからか?

思ったよりSSRIに嵌まりかけた人が多く居るとか、知り合いのレベルまで考えると、親しい友人ではなくても、知人で嵌まった人や、嵌まりかけた人が割りといて、SSRI危ないよ~みたいなのがデマも含めて結構飛び交ってるような状況なのかな

SSRI の害でもその他の精神科薬害でも、実際嵌まった人より、嵌まりかけた、嵌まらされかけた人の方が、多いのではないかと思う。
精神科や心療内科への敷居が、いくらうつは心の風邪キャンペーンの影響で低くなったとしても、まだまだ慎重に警戒心を持って関わる人も多いと思う。
何だか変だなと感じたり、薬で気持ち悪くなったりして、比較的早い時期に薬をのまなくなったり、通院しなくなったりしているのではないだろうか?
それで、気弱になった時には、変なもんに付け入られるクワバラクワバラとか用心用心、と思って、メンタル関係の医者には近付かなくなって、終わってるんじゃないだろうか。

喩えが適当かどうかわからないけど、某巨大掲示板の先物の板のデフォルト名無しが「大変な事が起こりました!」なのは、先物の会社の営業がそうやって電話してくるかららしいけど、ものすごい数電話しても、引っ掛かるのはごく一部らしい。
金貸しマンガのウシジマくんで、子供が引きこもりニートで少し家庭内暴力もあるうちの主婦を、株に嵌まらせ、CFDという競馬のノミ行為みたいな事が、合法でできる仕組みに参加させ、騙してマイホームを取り上げた話があった。
それを見て、こんなにきれーに騙されるのは、100人に一人もいないだろうなと思った。
ウシジママンガなので、ウシジマやその仲間最強!!!みたいに描くため、容易く騙され嵌めこまれるストーリーになったのではないか?

精神医療問題に取り組むブログなどに、取り上げられる被害者とは、上の例で言うと、100人に一人の嵌まった主婦の状態の人なのではないか?
潜在的にはもっと居ると踏んで、読売新聞は、紙面での精神医療問題批判を、やり始めたのではなかろうか?
勿論、いろんな思惑の人が居て、中には真面目に考えて、紙面で取り上げるのに賛成した人もいるのかもしれない。

昔の朝日新聞社刊行の精神病院のルポ本では、デスクの反対があったが、頑張ったみたいな事も書かれていて、やはりひどくて当たり前になってて、知っている人は知っている周知の事実というやつで、でも一般読者からはタブー視されてるから、ルポ本を出しても売れない、と新聞社の人間も思ってるらしい様子が、見て取れた。

だから、読売新聞は紙面でやってるから、その差が不思議だった。


もし、グラクソスミスクラインが、営業しすぎなければ、SSRIに嵌まった人や、嵌まらされかけた人は、もっと少なかっただろうから、精神医療の問題が社会問題化するという事も無かっただろう。

となると、読売新聞も紙面で大々的に、精神医療の問題を載せる事も無かったのではないか?

読売新聞が、精神科医にも変な人がいるというのを、紙面に書いてくれるとは、大変ありがたい。
私は、はてなブログの時から言ってる(書いてる)が、「必ずしもそうとは言えない」というスタンスで、医者だからマトモとは言い切れない、どちらと決められる客観的証拠もない状態で、親に精神病院に入れられ逃げている、と読んだだけで、書き手の私をキチガイと断定するのは如何なものか?と、思っていたが、証拠がないからどうしようもないので、泣き寝入りだったわけで・・・
もし、仮に私の言っている(書いている)事が妄想だったとしても、妄想を持っているだけでは、自傷他害の恐れが無いので、強制的に入院させられる必要はない、とも書いてきたが、、反応は芳しくなかったのだが
読売新聞紙上で、今までタブーだった異常な精神科医や精神医療関係者がいると、キャンペーン張って宣伝してくれるおかげで、これからは、理解が得やすいかもしれない。

皮肉な話だけど、グラクソスミスクラインがSSRI を蔓延させてくれたおかげで、私は理解を得やすくなったのだ。


(追記 SSRI を否定しているわけではありません。)
使い方だと思います。
SSRI を開発した技術力は、素晴らしいと思います。
開発部門の技術力が、素晴らしくても、営業の仕方に問題があり、副作用の強い劇薬だから医師の処方が、必要なのに、健康食品を売る薬局のように、○○エキスのノリで、処方したり、ちゃんと計画的に考えてやってないとか、(まだ若い奥さんで子供を授かりたいので不妊治療の予定があるような人に、目眩の治療で安易に投与し、あとで産婦人科の医師が心療内科医に電話して怒ったり)
健康食品を売る薬局の前を通りがかったら、最近体がだるい、疲れが取れない、なんとかカントカ・・・とスピーカーで流していて、一度○○エキスを試してみませんか?とやってました。
まるで、宣伝文句がうつ病チェックのようだな、と思いました。○○エキスなら、害は無いだろうけど、これをSSRIでやっちゃったら、さあ大変!・・・ということなんだろうなあ、と思いました。

技術力は、素晴らしいけど・・・ってものとしては、脂肪が付きにくいようにと開発された特保の油とか(今は発売自粛)
まだ害と決まったわけでもないので、自分は飲んでるけどごく最近でも、コーラの特保で同じような事もあったな
油はオリーブオイルを使ってるから、使って無かった。健康に良いと売り場で言ってる人を昔見た時は複雑な気になった。