三年ぶりか

はたまた四年ぶり

川で会う餌師

氏はえさ釣り師ではなく

ルアー、フライ何でも一通りやって

えさ釣りが一番面白いんで

えさ釣りなんだよと語るホンモンの釣り師だ

旅芸人か

又は

芸人で日本各地に弟子が居て教えに飛び回る人

それ以外の時間を釣りに費やすオジサン

釣り場で遭い

また別の日に会ったんで話をした

青森の方だったのだけど

ボクよりもいつものアノ川へ来ているので

行くと会う事になる

この日は釣りを始めてふと後ろを見ると車が止まっていた

もう水辺まで来られてて

車がアノ車だったので

「　青森のオジサンすか〜　」と聞く

聞くまでも無くそうなんだけど

挨拶しに一旦岸へ上がった

いろいろ話したんだけど

６０代？

車泊で遠征なのだろうけど

よくあれだけ活動出来るものだ

ボクだったら遠征を年４回とかやったら

疲れて生活破綻して風邪ひくんじゃないかな

「　行動力すごいんで尊敬します　」と言ったら

もともとアウトドアで〜と、

特にどうということ無い様子

いやあ、かく有りたい

いえ、あやかりたい

水位が上がって下がる過程で

ここは延べ竿じゃあ勝負にならないと

移動していった

それから

ベイトタックルでスプーンをバンバン投げてひたすら流す

「　アヘッ、アタリ⁉　」(ﾟдﾟ)！

アワセ入れた反応が根掛かり？？

「　そうそう上手くはいくめい　」と

ロスト防止の為、岸に上がって下流へ回り

ゆっくりテンションを掛け外しにかかる

「　来る、来る　」

ルアーが外れてきそうで安堵、

それが魚の反応に変わった

「　やっぱ　そーじゃん　」（≧∇≦）

「　まーまー　引くねえ　」(；´Д｀)

魚の引きに陶酔の表情でした

オジサンと再開し更に魚も掛かりいと嬉し

増水が引き切らず延べ竿餌で挑むオジサンは

ポイントに届かずお手上げという事で去っていきました

どうせまた会うだろうけど

北海道でいつか再会するだろう···

遠征先、

北海道の釣り場の情報を頂いたし

こういう情報がモチベーションアップというか

実際に現地の釣り場に立った時に

釣れちゃうんじゃねーのという意識で

運を呼び込み確率が上がるのです

そもそもこのオジサンに会って北海道の話を聞いたのと

本栖湖で会った河口湖在住のオジサンに会って聞いた北海道遠征の話し

それを真に受けて行ったのが

一昨年の北海道遠征でした

きっかけがこれで

実際に動いたと言う話しです

それでまたイイ話を聞いちゃったモンだから

また行っちゃうんじゃねーのとほくそ笑みながら川へ立ち込む

ベイトで手返し良く流してたので

もう手間側にゃあ居ねーだろと

久々にスピニングを出し

対岸を狙う

川の中ほどに橋脚が有り

その下流側は馬の背になっていて

流心は手前側と向こう側

手前側はベイトで流し切ったんで

向こう側の流心の手前側ブレイクを流すつもりでスプーンも一旦１３ｇに戻し

一投目、

フルキャストせず、

冷静にまずＰＥに水を汲む

撚り糸のＰＥに水を行き渡らせて耐熱対策す

ピヨ〜ンと弾いて１５メートルくらい向こうへ

クルクルっと巻き上げて

もう一回ピヨ〜ンって

やって、ラインにテンション掛かると

「　カショ〜ン　」って何か食いよった

大きくないが走りまくる

そうこうしてランディング

なかなか成りの良い魚体

手前にゃもう居ねえと言いましたが

居ました

その後

スピニングフルキャストで対岸を狙う

今日はもう着いてる魚が居ないらしい

多分まだ居る

もう肩が外れそうなので

ベイトタックルに戻して

もう一回手前側を探りました

暗くなるまでやりました

今回魚を取れたのもオジサンと話が出来て

テンション上がり

集中が続いたからだな

。。

スコップさん