この子猫たちのママの避妊手術をするための捕獲でした。

ママ猫はどんな手使っても全くもって捕獲器に入ってくれず、結局日を改めることになってしまったため、子猫をどうするかになったわけで…

すでに一晩を越しお昼近くまで捕獲器に入ったままでいる子猫をそのままにしておくわけにはいかず、この子たちをどうするかの話し合い。

でも捕獲器に入った子猫たちを前にいつまで経っても話は進まず帰るに帰れない状況。

ご自身でなんとかしてねって帰っちゃえばよかったのかもしれないけど…そんなことできる性格じゃないんでね

ウチだってもう無理、ほんと無理ってずっと粘ったけど、やっぱその方が無理だった（苦笑）

仕方なしに“ママ猫捕まえるまで預かる”という事で連れ帰りましたよ、そうするしか帰る術がないんだもん

でも連れてきちゃうとやっぱり気持ちがね…もう諦めてこのまま保護して里親探しするしかないなって

社会化期を過ぎてしまったからかあまり懐いてない子たちで、まぁシャーシャー言うわ隠れて出てこないわごはん食べないわでなかなか手のかかりそうな子たち

だけど今回ばかりはウチの愛猫が酷くストレスを受けてしまいましてね…今までもなかったわけではないのだけど、今回は病院行かなければならないほどになってしまいまして…（血液検査もしたけど異常なし。ストレスで間違いないらしい

）対症療法でお薬です

人馴れしていない子猫、慣らすまでの時間や手間もかかるし、なんにしてももう高齢の愛猫を犠牲にはしたくない。これはダメだ、なんとか預かりさん探さねば、となったわけで…

依頼主さんの頑張りで一匹欲しいという方が見つかり、はじめは良い返事がいただけなかった方も二匹なら預かれると言ってくださり、数日後子猫たちはそれぞれ移動となりました。

一先ず預かるだけの予定だったので初期医療まだな状態でしたが、貰い手のついた子は引き取りに来てそのまま病院へ直行してくださるとの事で全てお任せしました。預かりの子たちはまだこれからなんですけどね。

捕獲時、一匹にちょっと気になることがあって、獣医さんに診ていただきたく病院連れて行きました。その時、念の為エイズ白血病の検査だけしていただいたのですが陰性でした。診ていただいた気になる点は、可能性あるものをあげてくださったけど、最終的には獣医さんも「んー…わからない！」と。（染色体を調べなければわからないレベル？）

でも気にしすぎだったのか一時的なものだったのか、その後（3日後？）は気になるほどではなくなっていたから大丈夫かと。

預かりさんにはご負担をかけてしまう事になるけど、早く人馴れしてくれればいいなー。

で、その後、仕切り直したママ猫さんの捕獲は無事に捕まり避妊手術を施すことができました

保護した子猫たちは三ヶ月過ぎたくらい？だけど、もうすでにママ猫さんは次の妊娠をしていました。

初めの捕獲の時、こちらに向かって飛びかかってきそうな勢いで威嚇してたのは、子猫たちを守ろうとする母性がいつもに増して強かったからだね（妊娠により母性が強くなり子猫を守ろうと攻撃的になる場合がある）。マジ真夜中に見に行った時は怖かった〜

それなのに、子猫たちと離れ離れにしてしまい、お腹の子も奪ってしまい…ごめんなさい

壊れちゃったから新しいの買おうかな

子猫たちその後