採卵から1週間後。
凍結結果を聞きに、クリニックへ向かった。
診察室に呼ばれると、そこには培養士さんがいた。
私よりも若い女性。
この方が、あの卵たちをずっと培養してくれていたのかと思うと、感謝の気持ちしかなかった。
そして結果。
16個、凍結できました。
本当に、本当に、よかった。
0の可能性は限りなく低いとは聞いていたけれど、
1個や2個というケースもある。
どんな結果でも受け止めよう、と覚悟はしていた。
それでも、数字を聞いた瞬間、胸の奥がじんわり熱くなった。
グレードはこうだった。
4AA → 2個
4AB → 1個
4BB → 4個
3AA → 1個
3AB → 4個
3BB → 4個
グレードの説明や、毎年の更新についても丁寧に教えてもらった。
夫に「クリスマスプレゼントどうする?」と聞かれたとき、
私はこう答えていた。
「凍結胚ができてたら、それがプレゼント」
まさか本当に、そんな展開になるとは思わなかった。
12/24、培養5日目の胚を9個凍結。
12/25、培養6日目の胚を7個凍結。
胚の更新期限は、毎年12/24と12/25。
本当に、クリスマスプレゼントになった。
ここまで来るまで、いろいろあった。
血液検査で引っかかって、
採卵周期に入れず、
「年内に採卵できないかもしれない」と落ち込んだこともあった。
夫からは「誰にも言わないでほしい」と言われていて、親にも話していなかった。
日記を書くことで、
なんとか自分のメンタルを保っていた気がする。
そして、いよいよ次は移植の段階へ。
採卵4日目に生理が来て、
お腹の腫れもだいぶ落ち着いていた。
本来なら、採卵後すぐの生理が終わり、
さらにその次の生理を待ってから移植になる。
次の生理までは、だいたい1か月。
「できたら、早く移植したい」
そう伝えると、以前と同じ
プレマリンとノアルテンを7日間服用して生理を起こす
という方法を提案された。
年末年始の休み中に薬を飲み、
年明けすぐに移植周期へ入るスケジュール。
私はこの薬を飲むと、情緒不安定になる。
自分でも驚くような言動をしてしまうし、
夫にも迷惑をかけてしまう。
それでも、夫が理解してくれているから、なんとかやれている。
副作用があっても、いい。
それ以上に、少しでも早く授かりたい気持ちのほうが強い。
流れなのか、直感なのか。
「今はこのまま進むとき」
そんな気がしている。